古いコンパクトカメラ(バカチョン・カメラ) 使えるものか、試しにFormapan400フィルムを詰めて試してみた。
感度は、ISO400に合わせて撮影。
フレーミングし、ピントを合わせ、シャッターを押す。フィルムを巻く、撮り終わったら、パトローネに巻き戻す。露光が自動になりカメラ任せ、その点が進歩したところ。
しかし、露光に関し、撮影者の関与が拒否されたこと(露光をどうするかが、初心者の一番難しい点であるが。)は、小生の様な根性の曲った人間には許せないところ。上から目線で、このカメラを評価していたのだろう。(今となっては、恥ずかしい)
露光計の電池はMR44が入っていたが、すでに電池切れ、百円ショップでLR44のボタン電池を購入し入れ替えた。カメラのバッテリーチェックボタンを押したらランプがついたので、使用はできるだろう。
レンズは、Rokkor 38mm f:2.7!!明るい広角レンズすごい。並のバカチョンではない・・・というより、当時の人は、目が肥えていたのでは?騙せません。

新橋、汐留駅近くで撮影。モノレールの走る、近未来空間を・・・・

いずれも、逆光気味の光線、ネガを見ると、二絞りほど不足しています。解像度は高くなりますが、階調性は失われています・・・都会の風景を撮るには、好いかなぁ~~と、思うべきでしょう。(何事もポジティブに考えるべき)

これも二絞りほど不足。逆光に反応し、露光は不足気味になっている。まぁ、雰囲気はある~~なぁ。

スナップショット、38mmレンズの広角レンズ、3m位に距離を合わせておけば、ピントは大方合うだろう。
ファインダを覗き、すぐにシャッターを切れる。
カメラは小さいく目立たない、シャッター音もほとんどない。秒撮には最適のカメラ。もし、写りが良く、四つ切の伸ばせるなら・・・・このカメラ、使うことが多くなるだろう。

試しに花壇を撮影。一絞りほど、露光が足りない。

露光不足、一絞りほど足りない。しかし、暗いところでも よく写っている。おそらく絞りは開放のf:2.7だろう。画面の周辺で、画像が流れるが・・・それも愛嬌だろう。中心部の解像力とボケ味、悪くはない。

旧新橋駅、レンズの解像度は、文句なく良いが、順光でも一絞り不足している。
受光素子は、
シリコン半導体CdSだろう。光が当たると抵抗が変化する原理を使っている。劣化し、抵抗値が下がっているようだ。

新橋の烏森口へ移動。暗くなってきた。呑み屋が活気づく時間帯になってきた。
おそらく f:2.7/15秒あるいは1/30秒でシャッターが切れたのだろう。手ぶれしている。

これが、今回のベストショット。
中心に男性店員(居酒屋の)が居たのは、気づいていたが・・・・ストレートに焼くと、目立たない。
森山大道風に、その男性が浮き上がるよう、トーンカーブを調整した。もうあと、一二歩前に出て、シャッターを切れなかったか・・・・悔やまれるとところ(意気地もないくせに・・・)
長巻を切り、パトローネに20枚撮りで詰めたが、撮影できたのは24カットでした。そのうち9カット、ブログに載せるなんて・・・・上手な人から見たら、馬鹿にされますね。(今後は 厳選して枚数減らしましょう。できるかなぁ・・・)
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- 2014/11/06(木) 22:13:06|
- 都会の景観 Tokyo
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