本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

1968年夏 蓼科高原の花が・・・タイムカプセルから出てきました。

キャノンのフィルム・スキャナー CanoScan FS4000USを購入してしばらくたった頃、2002年ごろでしょう。押入れの中からお菓子のブルキ缶が出てきました。なかには、カメラに凝っていた一時期 撮っていたカラースライドが。多くのスライドは褪色し 当時の色調は失せてしまいましたが、なかに まだ色調の残っているものもありました。これ以上の褪色を防止するため、フィルムスキャナーでとり込み、デジタル化、PCのOSはWindow98でした。取り込んでからもう10年近く経っていますね。これも驚きです。
1998年か9年 コダックの100万画素デジカメが世にでて、ついに100万画素時代到来かと、早速手に入れ、出張の備忘録代わりに使っていました。さすが、フィルム会社のカメラは違うと、カラー発色のよさに驚いていました。しかし、その時点で画素数が少なく、当面はフィルムだろうと、フィルムスキャナーを購入したわけです。デジカメに関しては、その後、Canon IX 200万画素、ニコンCool PIX P1 800万画素を購入、もっぱらコンパクトデジカメを使っていました。
800万画素のカメラは 予想より早く手の届く値段まで下がり これも驚きでした。2年前(2011年)ついにSonyのミラーレス NEXに手を出しました。アダプターを介しニコンF、Sニコン、コンタックス、Lマウントなどのレンズが使えるためです。そのうち それらのレンズで撮影した花の写真 アップしたいと思っています。
1968年夏 蓼科の花-16
カメラは、今も愛用するNikon F、レンズはAuto-Nikkor 35mm F:2.8 最短30cmまで近づくことができ、ファインダーを覗き、ワァと驚いた記憶が残っています。レンジファインダーカメラでは90cmが限界です、接写は特殊な装置が必要でした。一眼レフに、パララックスがないのも良いですね。
30年以上ブリキ缶には入ったまま密閉状態で保管されていたため、開けたときアンモニア臭がしました。劣化、褪色が進み、茎の部分、色が乗っていたはずですが、透明のようになっています。今 こんな写真、撮ろうとしても取れませんね。これは、これで面白い。
1968年夏 蓼科の花-21
アザミの花まで20cmくらいだったでしょか、蜂に刺されないか 気にしながら撮影しました。青春時代の撮影です。懐かしいですね。
1968年夏 蓼科の花-25
当時すでにMicro-Nikkorは発売されていたと思うのですが(ニコンのことですから)手が出なかったと思います。そこで、接写リングを買い、50mmレンズにつけて撮影していました。リングを組み合わせると、当倍まで接写でき、蟻を接写撮影した記憶があります。絞りをある程度絞るため、昼の撮影でも、三脚に取り付け、風の収まった瞬間、シャッターを切るという撮影でした。接写リングの倍率を上げると、露光の補正も必要で、計算し、絞りを補正していました。花の接写は、かなり面倒な 撮影でした。
もう少し鮮やかな赤だったのですが・・・
1968年夏 蓼科の花-18

1968年夏 蓼科の花-5

1968年夏 蓼科の花-23
小生の腕 進歩していませんね。おそらく現在でも同じような構図で撮影しているでしょう。
1968年夏 蓼科の花-33
接写リングをつけた50mm f:1.4 ISO100のリバーサルフィルム、カメラは手ぶれ防止に三脚に固定、行動力に欠けると 花の接写撮影から次第に遠ざかってしまいました。花の接写はプロか、アマチュアでもかなり物好きな人の撮影領域でした。
現在はデジタル時代、花の接写はごく簡単にできます。携帯電話のカメラ機能を使い、携帯を花のそばに近づけ、片手で撮っている!!のさえ見かけます。いい時代になりました。
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  1. 2013/05/22(水) 20:58:24|
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Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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