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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Minolta Hi-Matic F コンパクトカメラ黎明期

カメラが道楽から、誰でも写真を!という大衆化の動きの中で、出てきたのが、キャノネットではなかったか。
母は、昭和40年ごろ、キャノネットを手に入れている。レンズ交換はできないが、F:1.9という明るいレンズがついていた。今手にすると、意外と大きなカメラ。レンズ交換できるカメラと大きさに違いはない。シャッター速度優先で、絞を自動で合わせてくれるのが良かった。35mmフィルムで、36枚撮るができるのも、心が惹かれた理由だろう。 マミヤ-6では12枚撮り、セミ判に切り替えても16枚しか撮れなかった。露光も、勘でセットした。それだけ、煩わしい。
写りはいい。四つ切まで伸ばしてもOKの画質である。
写真の大衆化には、大きな足跡を残してたカメラだと思う。キャノンの成功に、各社が、よりコンパクトで、使う易いカメラを市場に出してきた。その一つが、この、Minolta Hi-Matic F である。
このカメラも、良いカメラだと思う。母が、なぜ、キャノネットから、Minolta Hi-Matic Fに替えたのか? おそらくコンパクトなボディーが、ポイントだったのだろう。旅行なら、ハンドバックにいれておくこともできる。
カメラを、手にすると フィルムが入っていた。ASAの目盛り(I現在ならISO設定ダイア)400にセットされている。
どんな、写真を撮っていたのか、興味深々、Minoltaのカメラをもちだし、残りのコマを撮影した。
撮り終わり、巻き戻して、フィルムを見ると、長巻フィルムを切り取り、使い古しのパトローネに詰めたフィルムであった。
パトローネにはマジックでASA100と書かれているが・・ASA100は、ほとんど使ったことない。
フィルムの感じからして TRI-X フィルム。
写真屋に持っていかず、自家現像した。
Minolta-6.jpg
母が使わなくなったこのカメラに目をつけ、散歩のカメラに使えないかとテストする目的で、長巻フィルムを切ってこのカメラに詰めたのだろう。入れた当人が忘れていた。現像し、なにが写っているか確かめた。
ストロボを焚いて写した写真、母、妻などの姿も写っていた。2008年の秋に写したものだろう。途中で、撮影を止め、そのまま、忘れていたようだ。全体に少し被りがあり、画像は薄くなっている。6年間、カメラの中に入ったっまま、撒き癖がつき、扱いにくい。一部、カビが生え、フィルムに変な紋様が入る。
2014年11月4日新橋-2
これは、今回、撮影したもの。フィルム全体に被りがあり、階調性も狭くなっている。それでも、ビルの壁の「かわち乃酒場」の文字は判読できる。レンズの解像度はかなり高いようだ。
等倍「かわち乃酒場」
フィルムスキャナー 3200dpiで取り込んだ画像、「かわち乃酒場」の部分を等倍にして、載せました。(リサイズせず)
被りがあり画像は劣化、銀粒子も荒れています。ザラッとした感じは、Tri-Xの粒子より、昔のNeopan3Sに近い。
Minolta Hi-Matic 絞もシャッター速度も不明のまま、撮影するのは・・・・ちょっと不安。シャッター切れても、絞、シャッターは確かめようもない。それで、テストの途中で・・・やめてしまったのか?
バカチョン・カメラで馴らされ、コンデジを使い慣れた今、絞だ、シャッター速度だ、気にすることはなくなっている人は多い。簡単便利で、鮮明な写真が撮れれば それで いいでないか?
レンズの切れはよさそうだ。露光精度に劣化がなく 今でも使えるか・・・新しいフィルムでテストしてみよう。


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  1. 2014/11/05(水) 22:32:50|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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