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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

バカチョン・カメラ

写真は撮れればそれでいい、カメラなんて、なんでもいいのだ・・・などと嘯いてりると、昔、バカチョンカメラと呼んでいたカメラを思いしていた。母が写真好き・カメラ好きで、旅行になるとカメラを持ち歩いていた。
最初に持っていたのは、キャノネットではないだろうか?
押入れの中を探すと、大きな茶箱にカメラがたくさん入れてあった。
バカチョンDSC05306
(1)懐かしいキャノネットが入っていた。手に取り動かしてみる。動作はするようだ。シャッター速度優先のカメラで、絞り環もついているので、露出計が故障しても、撮影することはできる。一番古いタイプの、バカチョンカメラ・・・・いや、レンズは45mm F:1.9という、高性能なレンズがついている。確か、とてもいい写りのカメラだった。(露出計が内蔵されただけのカメラだが、AEの始まりだろう)
(2)ミノルタハイマチック、このカメラも バカチョンとは呼べない好いカメラだった記憶が残る。手に取って調べると、まだフィルムが入っている。ASAは400に合わせてある!! このカメラから、絞り環がなくなっているが、ピントは、ファインダーを覗き合わせなければならない。(完全なAEで、絞環もシャッター速度ダイアルもない。露光はカメラに全て任せろということになった)
(3)コシナのバカチョン、これが我が家の最初の正統なバカチョンカメラだろう。このカメラからピント合わせは自動になった。フィルムを巻くこと、フィルムの感度を設定することはまだ自動にはなっていない。撮影終了後は、フィルムを巻き戻さないとならない。
(4)キャノンオートボーイ。 ただ押すだけで撮れる。しかもズームレンズになった。暗いと勝手にストロボが発光する。フィルムを巻くこと、巻き戻すこと、全てカメラが行ってくれる。完全フルオート、これぞバカチョンカメラの最終形だろう。レバーの切り替えで、パノラマ写真も撮れるようになっていた。
見ると、まだ、フィルムがカメラの中に入っていた。何年前のフィルム? 興味がわく。
(5)オリンパス、これもフルオート、ただし、ストロボの発光は、撮影者がスイッチを押さないと駄目のようです。このカメラにも、フィルムが入っていました。
(3)のコシナの電池は単三電池2本、入れたが、動作せず故障しているようだ。
(4)は、3Vのリチウム電池、入れると、生き返り、撮影は可能のようでした。
(5)のオリンパスも、同じ3Vリチウム電池で、動作し、撮影できそう。

どんな写真が取れているのか知りたいのと、もし、カメラが使えるものなら、どんな写真が撮れるのか・・・興味深々、オートボーイを手に取り、外へ出た。
夕方の曇り空だったので、少し暗いとすぐにフラッシュが作動する。24枚とり終わると、自動的にフィルムは巻き戻される。
液晶画面がないだけで、現在のコンデジと似た使い方になる。
帰り道、近くのカメラ屋(今はカメラ屋とは呼ばないかも・・・)で、現像を頼む。カラーネガの現像なら30分でできると聞き、びっくり。30分後、取りに行くとできていた。フィルムは長期間カメラの中で放置されていたので、褪色、被りもあり、ネガの濃度は高く、,画像が上に薄く乗っている。
帰宅し、フィルムスキャナーで、画像を取り込む・・・確かに取り込むのも・・・苦労するなぁ・・・
12年ほど前の光景が広がっていた。母の姿も写っていた。犬のカットもある。
AutoBoy-3.jpg
全体にマゼンタ色がかかっていたので、フォトショップ・エレメントで色の調整をした。まあ、どうにか見れる写真になった。
フィルムはフジのISO100のネガカラーフィルム。
誰が撮ったか? 小生に撮った記憶がない。母か?
ズームを動かし望遠側で撮影しているようだ。自動でストロボが発光している。ピントも外れていない。大したカメラだ。フレーミングし、シャッターを押すだけ・・・後はキャノンが処理します。(実際には、現像するラボも必要だけど)
母が大事にしていた座敷犬の「マイケル」 この時すでに13歳、すでに老犬である。
17歳まで生きから、犬としては長寿だろう。それから5年後の2011年に、母は亡くなっている。こちらもわが家系では一番の長生きである。おそらく、母が撮影したものと思う。撮った当人も、撮られた犬も、もはや、この世にいない。2002年、我が家のカラー写真は、デジタルになった。おそらくこれが、母の撮影したフィルム写真の最後のカットだろう。それを見届けなかったわけだ。
小生なら・・・こうフレーミングすると・・・母に対する対抗心を燃やした。(笑)
AutoBoy-3 Ⅱ trimming
ただし、このフレーミングだと、ピンボケになっていたでしょう。
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  1. 2014/11/03(月) 21:32:03|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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