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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

新宿散歩 写大美術館へ

写大美術館(東京工芸大学)で、森山大道展が開かれているのを知り、出掛けた。  
今年 2月初めにも、土門拳の掌の展示会があり、訪問している。その時と同じカメラ、同じレンズ、フィルムがKentmere400からFormpan400に替わっているだけ。
今回はわざと新宿の東口へでて、写大ギャラリーまで散歩した。
新宿670-28
撮影した順序に並べました。
到着そうそう可愛いひとのお出迎えを受けました。こんな看板(広告)戸越の里では見かけません。さすが新宿。(液晶画面で次々に魅力的な女性が現れます。)
新宿670-29 Ⅱ trimming
アルタ前で撮影。対象の帽子まで約2m、小生の腕では、これ以上近づけません。トリミングしました。ほぼ135mmレンズの画角です。レンジファインダーカメラの最短距離は、約1m、そこまで近づかないと狙った構図になりません・・・ やはり135mmかなぁ。それとも、声をかけて、撮影のお願いをすべきか。
新宿670-30
地下道を抜け、西口へ。再開発のビルを歩く。
20年ほど前、まじめなサラリーマンだった時、何度かヨーロッパに出張したことがある。
ヨーロッパの舗道は、岩を割り四角のやや不揃いの石を、丁寧に敷きつけたものが多かった。そこに低い(緯度が高いので・・・)陽ざしが差し込むと、陰影が出て、重厚な趣が醸し出される。思わずカメラを構えてしまうが・・・
日本ではね・・・石造りの歴史の差をを感じるが・・・のっぺらぼうの舗道よりましでしょう。
とはいえ、彼の地で、その石畳の補修をしている人をみたら、移民してきた中東の人々でした。いつしか、重労働で低賃金の仕事を、避けるようになったようです。やがて移民の人たちと、ネイテブの人たちで、社會階層の分離が起き、不安定化するようになるのだろう・・・まだ、日本のほうがマシかなぁ。日本人、汗を流す仕事、嫌ってはいないと、その時、ぼんやりと思っていました。日本は職人に対しまだ評価は高いように感じます。(ただし、賃金はそれほどでもない。お金を左右に動かす人のほうが、裕福そうだけど・・・)
ニュースで、先進国からイスラム国へ志願する若者が出ているとの報道がありましたね。社会的な階層分離とその格差、グローバル・スタンダードの美名のもと、儲けに走る先進国の、アキレス腱になりそうな気がします。
新宿670-33
こういう、捉え方でもしないと、キャッチーにならない。
新宿670-34
熊野神社横の道を、清水橋へ降りていく。この道なんと呼ばれているのか?
ヨーロッパの町をさ迷い歩いたが、迷子になることはなかった。
ホテルでもらった地図を片手に、道の名を確認して歩いていく。交差する道路に出ると、そこには必ず標識が立っている。地図に記された名前と、標識を見比べれば、どの道を進むか明快にわかる。道に迷うことなく、目的地に着けた。
ただし、治安の悪いところでは、地図を広げてるのは厳禁の行為、脇の甘いお上りさん、カモにされてしまいます。すりに注意。
この通りの名前は何?でしょう。 2020年のオリンピックまでには、整備してほしいですね。
新宿670-35
わんちゃんにピントを合わせたかったのですが・・・それでは人物がくっきり写ってしまうと・・・そんなこと考える余裕がありました。後ピンにして撮影。
恐れず、ピントを合わせるべきだったでしょう。
NDフィルターをつけ、絞りf:2 1/1250秒で撮影すべきなどとアドバイスされても~~スナップ写真にそんな心のゆとり、時間のゆとりはありません。
新宿672-2
いい被写体だと、余裕をもって 3カットほど撮らせていただきました。そのうちの1枚です。
新宿672-3 Ⅱ
ご婦人を撮影し終わり、次は、角を曲がったビルの細い横道を撮影しようと準備する。細い道なので3~4絞り開けるべきと思ったが、白黒の対比を付けたかったので、2絞り分開ける設定をした。
歩こうとすると、ビルの陰から、子供が二人飛び出してくる。おそらく姉弟だろう。思わずカメラを向け、シャッターを切る。その間2秒程度だったろう、3秒もかかっていないと思う。シャッターを切りながら、露光オーバーだな、しかし、シャッターチャンスなら、どうであれシャッターを切るべきとの声が心の底から聞こえてくる。子供の顔に対しては、露光は適正だろう。(表情が出てしまう・・・誰と特定できるだろう・・・と思いながら、ピントを合わせていた。)
舗道に対し、2絞りは過剰でした。そのため、焼きこんでも、それほど舗道は暗くならない。子供の表情が隠れるまで焼きこんでみた。
意外と、この露光、正解ではなかったか?
遠くを歩くビジネスマンと二人の子供、明るい舗道に浮き上がっている。遠近感を感じるトライアングルになっている。
新宿672-4
清水橋の交差点を右折、山の手通りを沿いを歩く。今年2月の初めに来た時も、このビルを撮影している。その時は、対面のビルの影は入っていなかった。面白いと、ここでも1カット撮影。2月撮影した写真と比べると、Formapan400のフィルムの特性がわかる。Kentmere400のほうが、小生の好み。銀粒子の粒状性が違っていた。定着時間が短く、それに安いのが特徴、使いたいフィルムですが・・・・。
Kentmere400 よいフィルムだったのですね。改めて思い知りました。今、見かけません。再度日本の棚に乗るようになたら、高い値札がついているのでしょう。

もうこの辺りは中野区に入っているでしょう。
神田川を渡れば、すぐに写大ギャラリーです。
新宿672-41
約30分の散歩で到着。途中撮影しながらなので、少し時間がかかっています。撮影しなければ20分ほどでしょうか。
30分で18コマの撮影。家の周辺、撮りつくした場所の散歩では、2時間歩かないと撮れないコマ数です。
撮影会、あるいは、あまり散歩しない場所では1時間で1本ほどの写真を撮るので、平均的な撮影枚数です。

18コマ中10コマもブログに載せるなど・・・写真の上手な人なら、眼をしかめるでしょうね。
自分が気に入り、誰が見てもいいと思うもの1点に絞るべき。それが、写真上達のコツだよ。自分に厳しく審美眼を磨かないと、フィルムを無駄にするだけだよ・・・そんなアドバイスを聞いたような、聞かなかったような。
アドバイスしてくれた方、水平線が、斜めになり、空が白いだけになった森山大道の写真、どう評価するのでしょうね。




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  1. 2014/10/27(月) 11:05:15|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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