夕食の前、デジタルカメラで撮影した大崎の夜景をチェックしていた。
ISO1600にあげ、手持ち撮影だった。広角レンズなので、シャッター速度は遅くしても、手振れは少ない。手すりや、木の幹にカメラを付け、そっとシャッターを切れば、どうにか手振れを防止できる。
しかしもっと鮮明に写したい。フィルムのカメラを見るとまだ20枚ほど残っていた。三脚を手に取り、大崎に向かっていた。カメラは コシナの作ったBessaR Lマウントのレンズを付けることができる。もう10年くらい使っている・・・デジタルならそろそろ電子部品の耐用年数が過ぎ、修理不能になっているだろう。しかし、小生にとっては依然として最新鋭のカメラです。
レンズは、ライカの誇るズミクロン(Summicron 50mm F:2 )沈胴レンズです。1955年製ですから、もう60年近く前作られたレンズです。古くても解像度は抜群、その点に関しては、現在のレンズにも引けをとらないでしょう。
撮影ポイントは、すでに決まっていたので、三脚を立て、てきぱきと撮影。夕食時には家に戻っていました。

円錐の上を切ったこのオブジェ、上から水がおちていく噴水です。この形、円錐形なのにピラミッドを連想してしまいました。昔見た映画の影響で、今でも墓のイメージが残っていますが、王の墓ではないという説が有力になったようです。
とすれば・・・後ろのタワーマンションが、そうなのか? 新宿の高層ビル群、遠くからみると墓標(墓石)のように見えないこともないなぁ・・・・(タワーマンションにお住まいの方、ごめんなさい。)
このカット、例会に出すわけにはいきません。

モノトーン向きと目星をつけたものを選んで狙っていました。(だからテキパキ撮影)。広角レンズ(フルサイズ換算24mm)で撮ったほうが良かったか。

絵としてはいいが、インパクトなし。おとなしすぎます。

カラーで撮影した写真の違和感は、モノトーンすると消えていました。しかし、上部の白が強すぎてまとまりを欠いています。上をトリミングして整えるか、カメラを下に振り手前から入れるべきだったか?
手前から入れるなら、広角レンズを使うべきだったか・・・・・
混迷は一段と深まりました。
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- 2014/10/16(木) 11:00:18|
- Night walk in Tokyo
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