正式には旧仙台坂と呼ぶらしいが・・・・いつごろから「旧」扱いにされたのか、知らない。
子供の時から仙台坂と呼んでいた。それは、祖母から教わったものだろう。
祖母の話には、仙台坂より、ゼームス坂の名のほうが多く出てきた。
英国人Jamesの名前にちなんでつけられた坂なのだが、子供心には響きから名は「税」に結びついていた。おそらく坂の途中に税務所があったのだろう。
今となってはトンネルが掘られたこの旧仙台坂のほうがゼームス坂よりフォトジェニックである。
この坂を抜け、鮫洲、勝島運河へ行くのが、散歩コースの一つになっている。

Tessarレンズ、ノンコートだが、順光では極めてシャープなコントラストの高い画像を作る。
2,3秒前にシャッターを切ったほうが良かったか?歩く人物の前を開けるのが構図の鉄則という。
後ろが多いと、過去を引きずり、前が多いと、未来へ向かう・・・・・もっともらしい説明だが、本当か?
人物を右にずらし空間を開けると、構図が散漫になる気もする。
坂を上っていく人を待ち、撮ってみればよかったのだろう。そうすれば、結論も出たかも。(待てませんが・・・)

逆光で撮影するときは、レンズに光源の光が当たらないように注意する。ライカのElmarと比較すると、テッサーのほうが滲みやすい印象を受ける。順光での解像感は、ほぼ同じ、贔屓目でテッサーのほうが少しいいかぁとは思え、実際は差がないとみるのが公平だろう。テッサーほどカリカリした感じにならず、しっとり感があり、Elmarのほうが、小生の好みにあっている。

逆光で撮影すると、画面全体が眠く、コントラストの低い写真になりがちだが、これはそうなっていない。
光芒が出たおかげだろうか?画面全体のコントラストは下がらなかった。
もう少し、このレンズで撮影を続けてみよう。
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- 2014/08/21(木) 10:09:49|
- オールドレンズの密かな楽しみ
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