fc2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

大崎の竹林

目黒、大崎、戸越などの城南地区は、竹林が多かったようで、目黒は「秋刀魚」でなく「筍飯」が有名だったという。たしかに 幼い頃、斜面には竹の林が広がっていた。今はその斜面に家が立ち並んでいる。
4月17日 大崎 小関通りの公園の竹林へいく。
この公園の竹林、ごく狭く管理された空間だが、その当時の記憶を留めるため作られたものだろうか?
筍520-2
筍が顔をだしていた。筍を取らないでの注意書きがある。朝取りし、すぐゆでたら、八百屋で買う筍よりおいしい筍飯も若竹煮も作れるだろうが・・・そこまでやるか?
小生の撮りたいイメージは竹の持つ神秘性。人里はなれた深い竹林に、密かに顔を覗かせた筍というイメージ。 筍を盗掘することではない。
どう撮ればいいのか、とりあえず撮影し、考えてみることにした。曇天である。露光を少なめにして、増感現像処理しコントラストをあげて筍を浮き出すようにできないか試した。
筍520-10
イメージに近づかない。駄目だ。やはり光が必要。
4月22日 薄日が差していたので、再度、小関通りの公園へ。 
筍523-12
背景に小関通りが入り、深い竹林の中という感じにはならないが、筍の感じは良くなっている。
筍523-17
明るい竹林という感じ。ハイキートーンにまとめたのが良かった。
筍523-25
陽射しを受けた感じが神秘性を出すのに効果的のようである。あと、一歩か。
スポンサーサイト



  1. 2013/05/13(月) 06:06:27|
  2. 竹林
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<洗足池 妙福寺の筍 | ホーム | 「さるすべり」  心に棘が刺さるよう>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/33-31b9ed62
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (139)
フィルムの眼 (165)
レンズの眼、カメラの眼 (59)
写真の技法 (144)
写真にとり憑かれた人達 (4)
青写真 (27)
新幹線の見える街 品川 (10)
映し出された世界 (30)
水辺の光景 (21)
立会川 (9)
勝島運河 (23)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (172)
デジタルカメラは記録機器 (13)
デジタルで遊ぶ (30)
Silent City (9)
??? (31)
Street Photograph (27)
都会の景観 Tokyo (262)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
Night walk in Tokyo (41)
散歩 (334)
猫、犬、鳥 (10)
白木蓮 (31)
黒い花 怪しい花 (87)
樹、草、花  (104)
桜  (181)
ひまわり (46)
竹林 (11)
八つ手 (10)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (38)
人物 ポートレート 踊り (37)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (21)
その他  (33)
オリンピック残映 (5)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR