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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

散歩 新橋から有楽町まで

中目黒の「よさこい踊り」を撮ろうと、いつもより早く夕食を準備してもらったが、老妻を見るとビールを飲み始めている。
当人曰く「たしなんでいる」程度とのこと。つられて飲みだしたら、いつしか時間が過ぎ、結局、行かれづじまい。
夏は、土日にどこかで盆踊りもあるから・・・ 軟弱な考えが頭をもたげる。

東京は暑い日が続いている。外へ出るのは億劫。 散歩は、陽が落ち始める6時少し前と決めている。
老人は朝が早い。午前中の涼しい時間に散歩すればいいのにと言われてしまうが、それができない。
午前中の光で撮った写真は皆無に近い。
しかし、やんごとない用事ができ、新橋へ行く。
TRI-Xのブローニーフィルム、1本欲しかったので、ついでに有楽町まで歩き、ビックカメラで購入しようと出かけた。
大崎DSC02009
暑いので、このごろの散歩にはソニーのデジカメを持って(NEX-3 純正のE16mm F:2.8のレンズ付)いくことが多い。 利点は軽いこと。400g程度である。重いカメラを首からぶら下げるのは、きつい。比較的軽いContaxⅡaにゾナー50mmレンズの組み合わせで約700g、NikonFなら1.5Kg近くになるだろう。
撮影のモードはPに設定。ISO400で撮影。撮影の設定はすべてカメラ任せ、フレーミングに集中できる。
大分 このカメラの癖もわかってきた。散歩中のスナップには最適。35mm位のレンズで、光学ファインダーでもついていたら、最高だと思う。
もし、この場所を、いつもの旧式フィルムカメラで撮ろうとしたら、絞りとシャッター速度を考えて設定、そして距離を目測で合わせる。ファインダーを覗き、シャッターを切る。この一連の動作に10秒はかかる。撮ろうとしたら、10秒まえから設定をはじめないと、シャッターチャンスを逃す。しかし、このデジカメなら、電源スイッチを入れ2秒後にはシャッターを切っていた。更に8秒後だと一番前の男性の位置くらいか。その位置では、面白味のない構図になっている。
新橋DSC02041
新橋駅、駅前。この男性服専門店のビル、広角レンズで狙うとしたら、右のほうに移動し、立体感あるビルとして見上げるように撮影するのが・・・普通である。
それでは ありきたりと、真横から見上げて撮影。カメラはビル壁の明るさにつられ、露光は少し足りない。その分、空の青が強調される。駅舎の屋根とバスの屋根が暗く沈む。予想した映り、このカメラ賢い。
新橋DSC02050
数歩下がって撮影。露光は暗部にまで届いている。少し暗いのでRAW現像で1EV明るくしてみた。
新橋DSC02048
さらに数歩下がって撮影。暗部に露光が合うようになる。明るい外は、完全に露光オーバー。D-レンジオプチマイザーを使って現像する。
明暗差の大きな画像は、やはり難しい。ネガカラーなら、この程度の明暗差でも、撮影できたのでは?
新橋DSC02068
準備中のレストランを撮影。ガラスに撮影する姿が写っているが、すこし変。メニューのようなものまで映り込んでいる。
店先に、メニューぶら下がっていたか?記憶にない。
新橋to有楽町DSC02077
カラー写真と白黒写真では、狙うところが違う。どうしても、白黒向きの切り取り方になる。ここも本来なら白黒ネガフィルだろう。右下に、小さくぼんやりと白いシャツの男が写っている。白黒フィルムなら、もっと浮き出すようにくっきりと撮影できたと思う。
新橋to有楽町DSC02083
これも白黒向きの被写体かなぁ。
新橋to有楽町DSC02109
50年ほど前は新鮮な構図でしたが・・・・もはや、広角レンズを使った定番の構図になってしまいました。
有楽町DSC02137
広角レンズで、紋様を切り取るのも面白い。
有楽町駅前のビックカメラで、TRIーXの120フィルム(ブローニー)を1本買うつもりで入ったが、ばら売りはなく、5本セットのみ。T-MAX100フィルム5本セットを2セット、すでに購入し家の冷蔵庫に保管中。TRI-Xの5本パックまで購入するつもりはない。迷ったあげく、1っ本売りしていたISO400のイルフォルド製HP5 Plusを購入した。フィルムの棚を見るとKentmereもなくなっている。Tri-Xの100フィート巻もない。使えるフィルムがどんどんなくなっている。大変なことが起きているのでは?
暗澹たる気分で、ビックカメラのビルを出た。
有楽町DSC02165
都庁跡にできた、国際フォーラムのビルへ。見上げるように撮影。渓谷にかかる吊り橋の趣がある。これなど白黒フィルムで狙ったら、いい調子の写真ができるのでは?
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Tri-X 100フィート長巻 昭和40年ごろ 価格は4500円程度でした。 36枚撮りで うまく詰めれば20本程度になる。
フィルム1本220円、その当時、パトローネ入りTRI-X 1本 500円でしたから、どうしても、長巻になってしまう。
しばらく価格は4500円くらいで推移していましたが、プラザ合意、ニクソンショックで、1ドル360円の固定相場から、変動相場になり、徐々に安くなっていきます。3800円、3500円、3200円・・・・一番下がったには、日本のバブルがはじけた頃、1995年の2700円でしょう。それから徐々に価格は上がりましたが、デジタルカメラが流行りだした2000年ごろでも3200円程度ではなかったか? しかし、2000年以降は徐々に上がり続け、7年ほど前、本格的に散歩で写真を撮りだした頃は4200円くらいになっていました。それからは、価格はどんどん上がり6000円を超えたとき(2年前)、4500円程度だったKentmere400に切り替えて使っていました。
今年3月 TRI-Xは7180円、それが、本日 ヨドバシで調べると、12110円まで上昇。
kentmere400の長巻も市場から消えています。
TRI-X 長巻、6150円?の頃 4巻購入し、冷蔵庫に保管してあります。
今その1缶を開けて使用中。
撮影に、すぐに支障をきたすわけではありませんが・・・・追い詰められた感があります。
ISO400の長巻フィルム 別の銘柄を探さねば・・・と思っています。
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  1. 2014/08/07(木) 14:21:39|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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