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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

六本木一丁目近辺  写真撮るのに理屈はいらない・・・・

5日土曜日、小学校時代のクラス会があった。
会場はメトロ南北線「六本木一丁目」駅から数分のところにあるレストランだという。
集合時間は、午後6時半。いい機会なので、少し早く行って、付近を撮ってみようと思った。
六本木、麻布は、あまり交通の便のいいところではなかった。
山手線の駅からバス、タクシーという思い込みがある。
しかし、地下鉄が何本か開通し、交通の便は格段に良くなっている。
再開発で、大きなビル群も建っている。
理論や理屈なし、面白いと思ったら、カメラに任せシャッターを切ってみて、どう撮れるか実験だと思った。
「写真は、理屈じゃないよ、直感だよ」 と啖呵を切る、いい響きですね。
カメラは、例によってSony NEX-3 (持っているのはこれだけなので)、レンズはE16mm F:2.8 ISO400に設定し、撮影モードはP。絞り、シャッター速度、ピントはすべてカメラ任せ。いいなと思ったら、直感?に従い、シャッターボタンを押す。
午前中は、梅雨空で雨が残っていたが、午後は止み、「六本木一丁目」駅を出たときは、晴れ間がのぞいていました。
六本木DSC00391
地下鉄の改札を抜けると、大きなホールに。そこは、谷底のような雰囲気もあります。エスカレーターを登っていくと、ビルが聳え立っていた。
JR目黒駅からメトロ南北線でたったの4駅、10分ちょっと、改札を出てビックリ。
そういえば、南北線に乗るの初めてでした。
六本木DSC00413
駅近くを散策。次第に過去の記憶が戻ってくる。数年前、目黒から谷町を抜け、霞が関の官庁街、皇居のお堀まで、カメラをぶら下げ、散歩したことがある。その時、この通りを歩いている。駅近くは建設中でした。撮った写真あるかも・・・探してみよう。
六本木DSC00410
麻布小学校近く。さすがに教育レベルの高そうな地域です。
六本木DSC00408
紫陽花の葉にまだ水滴が残っていました。
ピント、露光とも完璧。狙ったらシャッターを押すだけ。
それでも、よく写る。写っているが、カメラ・アイを感じない写真です。
デジタルはシビアですね。
フィルムには、逃げ道や誤魔化しようがありますが・・・・
六本木DSC00421
横道に入れば、港区、麻布といえども、まだ電信柱が立っています。世界に比べ高い電気料金をずっと取り続けている東京電力ですが、電線の地中化にはあまりお金を掛けません。何に使っていた/いるのですかね?
日本では、電力を多量に使う産業は、ほとんど撤退し、なくなりました。日本の高度成長を支えたのは、高品質の電力を供給したから(だから値段が高いのは当然)と、御用学者や電力会社は、強調しますが、もっと安く供給していたら、庶民の負担は軽減、経済も、成長したのでは?と勘ぐってしまう。
六本木DSC00432
民家のアンテナ、それほど古くないようです。テレビの電波は今スカイツリーに切り替わりました。アンテナの向き、スカイツリー?これは別の目的のアンテナでしょうか?
周りに高層建築ができ、TVが見にくくなる恐れがある場合、ケーブルTVを無償でつけてくれる区のサービスがあると思う。なんとなくミステリアス。
六本木DSC00438
こんな細道に、政治がらみの車が・・・・両雄並び立たず、別れてしまいました。この車は、今は、どちらへ属するのか?
六本木DSC00461
街灯に灯がともりました。そろそろ、会場のレストランへ。
六本木DSC00478
ここがクラス会の会場でした。
六本木、高層ビルもでき、飲食店もたくさんあります。
近くを散策し、写真を撮るのも、面白い。ここから、東京ミッドタウンへ歩いていく、あるいは、東京タワーへ抜けるのもいい。
理屈はいらない、直感で撮る。
その直感のない人は、どうしたらいいのか・・??
優れたカメラマンには・・・・写真専門の大学/学校を出た人が多い。
直感は教われば、早く開花するのかも・・・・しかし、教わった直観とはどんなものなのだろう?それ直感??
今回気づいたのは、
デジタルカメラ任せでも、充分撮れるということ。
いいなと思ったら、それだけでシャッターを切っただけ。それで失敗はない。
今から100年以上前、
「あなたボタンを押すだけ、あとはコダックが」という有名なキャッチコピーでフィルムを詰めたボックスカメラを売り出し、大人気に。少年スタイケンも、母親にねだりそのボックス・カメラを手に入れ、撮影。60枚撮りだったそうです。コダックに送り現像・引き伸ばししてもらったところ、Clearとして撮れたのは1枚だけ、あとは暗かったり、明るすぎたり。
今のデジカメは、全てClear ピンボケもない。
カメラができ、フィルムが発明された初期のPhoto Graphは、ハンドクラフト、職人の世界。技術を修練で習得し、そこに、自分の工夫をつけ加え、写真を撮る。工芸品の世界。写真館で撮影したポートレート、肖像写真はまさにその世界。
更に、工夫を加え、自由に写真を撮るようになり、今までの殻を破る独自の写真がでてくる。これは直感のなせる業か?
カメラマンの技術・工夫が作品の価値を高める大きな要素になっているように思えるのですが・・・

デジタルになり、技術・工夫のハードルは低くなった。気にせずシャッターを押し、撮影できるのもいい。
今回は「直感だ、直感だ」と呟きながら、ボタンを押していた。フィルムを巻く動作も必要でない。すぐまたシャッターを押す。それでも、しっかりと写っている。失敗はない。ほんの小一時間で120カット!
フィルムは、直感で無制限に撮るというわけにはいかない。
フィルムを使うと、小生は、いろいろ考え、工夫を凝らし、常に直感というより、邪(よこしま)な理論に汚されている。
デジタルでは、ますます、直感を磨かねばいけないのでしょう。技術は二の次、カメラに任せよ。
すごい時代になったものと、思います。
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  1. 2014/07/07(月) 19:05:29|
  2. 都会の景観 Tokyo
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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