ニコン写真教室を受講した人が集まってできたグループ(Photo彩遊)なので、みなさんニコンのデジタル一眼を使用しています。
小生は、ひょんなことから、参加を許されました。白黒フィルムで撮影しているので、会の中では異端児でしょう。
敬意を込め、なるべくニコンのカメラを持って参加するよう心がけています。
今回は日本光学の礎を築いたS型ニコン、Nikon SPに Nikkor 28mm f:3.5のレンズをつけて参加しました。
フィルムは、Rolei400Sを使用。赤外線フィルムです。ローライの名がついていますが、製造元はAgfaです。
現像してみて、びっくりしました。階調性がかなり高い(豊かな)フィルムです。
被写体の光の当たり方、現像条件の最適化・・・使いこなすには、こつがありそうです。
楽しみが一つ増えました。

赤外線フィルム、メーカーは少なくなりました
今比較的簡単に手に入るのは、イルフォルドのSFX-200、このRolei400Sくらいでしょう。いずれもパンクロフィルムの感光域が赤外部まで伸びたとフィルムです。コダックやコニカの製造していた赤外線フィルムからみたら、完全な赤外線フィルムという感じではありません。その分使い勝手がいい。フィルタとって、あるいはY2、YG、R60のフィルターに替えれば、通常の高感度フィルムとして使用することができます。

ガウディ風庭園の撮影には、最適のフィルムではないでしょうか?空も適当に暗く写っています。明暗差の大きな高コントラスト写真を撮ることができました。

空を真っ黒に、木々の葉を白くするだけの、赤外線写真は、見た瞬間、異次元空間に迷い込んだような”ドキ”とした感覚に襲われますが、すぐに見慣れ、面白くなくなります。通常使うフィルムに赤フィルター(R60)をつけて撮ったのでは?と思わせるぐらいのほうが、効果的な使い方ではないでしょうか。面白いフィルムです。

昭和記念公園にて、4月7日13時集合。16時まで、三時間の撮影会でした。
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- 2014/04/19(土) 20:57:24|
- Photo彩遊
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