ソニーのミラーレス一眼に、ピクチャーエフェクトという機能があり、「レトロ調」にダイアルを合わせ、撮影を行ってみた。
撮影は、本日(4月17日)夕方の4時ごろ、すぐに画像の確認ができ、ブログにアップできました。デジタル写真ならではの早業です。
レンズはコンタックスⅠ(通称ブラコン)時代のゾナー50mmF:2、「傷だらけのゾナー」生まれは1933年です。

デジタルカメラの設定はレトロ調、レンズは擦りガラス状態、相乗効果で一層古き時代のテーストがでると期待。

色彩に乏しく、ここは白黒フィルムで狙うような光線状態。レタッチソフトで暖色系以外の彩度をゼロに設定してみました。


夕方の光に戸惑いながら撮影。
小生の掌に乗る前、歴代の所有者の手厚い扱いを受け、大事に何度も拭き清められたのでしょう、前玉は曇りガラス状態になっていました。
でも、この「傷だらけのゾナー」、20世紀初頭のピクトリアリズム風写真を撮るとしたらうってつけかも。エドワード・スタイケンの"pool"に近いテーストになったと思います。いかがでしょう?

これにも、それなりの味はある・・・と思いたい。

ピントはずらして前ピンにしました。これなら、細かな表情までは判別できない。にこにこ笑っている感じは出ています。ご近所さん同士の会話を楽しんでいるようでした。
撮影場所は、「文庫の杜」公園。以前は国立国文資料館のあった場所です。
この一帯は江戸時代、熊本藩の下屋敷でした。その後、分割され一部は高級な住宅街に、残りは、戸越小学校、大崎高校、区の体育館、戸越公園などになってます。
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- 2014/04/17(木) 22:28:30|
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