桜が散っていく様を「桜吹雪」にたとえることがある。春の季語。
そよ風に乗り散り行くさまを、過ぎて行った冬の厳しい横なぐりの雪に譬える日本人の感性、いいなぁと思う。
しかし、実際の花吹雪、写真に撮ろうとしたら、大変。
散る時期は一日二日の限られた期間、強すぎもせず、弱すぎもしない風もほしい。一陣の風に花吹雪が舞う。その瞬間逃さず、適切なシャッター速度、適切なフレーミングで捉らえる。斜めからの日差しもほしい。
残念ながら、未だ、花吹雪の写真撮ったことない。

水面に浮かんだ花弁、雪と見がもう・・・? 水面に浮かぶ桜の花びらなら、やはりカラーで撮るべき、護岸で近づけないなら、望遠レンズで切り取るべき・・・とさまざまな撮影のアドバイスを受けるだろうなぁ。

でも、こんなのが好きだ。まるで赤外線フィルムで撮影したようなテーストに仕上がる。写真に撮ったらどう写るか?そんな好奇心を満たしてくれる。


撮影地は目黒川です。
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- 2014/04/12(土) 08:41:29|
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