この数年、両岸から桜の花が覆う目黒川の良さが知れ渡り、川から遊覧しようと、遊覧船、モーターボート、ジェットスキーの一団が、数多く上るようになりました。
もう、以前のようなすごい花筏、残念ながら見ることできません。
昔ながらの竿で進む屋形船なら歓迎なのですが・・・動力船です。
まあ、ご時世、欲しいものはお金で解決。
そのほうが、日本経済のためにはプラスになる・・・と年金生活者はぼそぼそと呟く。
花筏を楽しみに撮影しているのは少数派でしょう。

暗い部分は、遊覧船の通った跡。花弁の多くはスクリュウの渦に巻き込まれ水面の下へ、花筏は分断、護岸へ押しやられる。艪や竿で進む屋形船なら、きっと、きれいな文様を水面に描いてくれるのだろうと、心の中で想像する。

柱状節理の渓谷で桜が咲く?それ何処?? と驚きませんか?
カラーで撮影したら、なんだということになります。ここは中目黒駅近く。
ここまでくくると、浅いので動力船は入ってこない。ただし浅瀬なので、水の流れが速く、花弁は溜まらず、花筏もそれほど大きくはならない。

山水画風。

「岩と白鷺」35mmレンズで撮りたかった。

雅叙園あたりで流れがおそくなり、そこが格好の花筏撮影スポットとなっていましたが、今年は船に蹴散らされ、撮りたいと思う花筏はできませんでした。
美しい花筏の撮影、だんだん難しくなってきました。
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- 2014/04/10(木) 18:06:13|
- 桜
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