大崎のビジネス街は、駅と直結している。朝、電車から吐き出された人の波は、ビジネス街のビルへ吸い込まれていく。
駅に抜けるこの道は、昔から住む住人の専用道路となっている。階段を登ると、人波に朔行し、改札口へ向かう。
再開発の青写真は、ずっと以前に完成していたのだろう。ようやく全体が見えてきた。街になじむまで、まだ時間がかかりそうである。
帰宅前のこの時間帯では、人影は少なく、通り抜けの自動車もまばら。
道が夕陽に光っていた。

なんということない道。
だが、少し不気味。見知らぬ世界に迷い込んだ幻想を感じる。
シャッターを切る。
人影が一つ、歩道に落ちていた。
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- 2014/03/19(水) 13:35:02|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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