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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

勝島運河の桜

散歩にカメラを持ちだし、20年近くになる。
家から歩ける範囲だが、それでも沢山の桜に逢えた。
勝島運河の桜1614-42
この遊歩道の桜も見事だと思う。
勝島運河の桜1614-35
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」とは云え、
散歩を続けていると、そうでもないことに気づく。
勝島運河の桜1614-37
人間が変化するだけでなく、
毎年咲く花も変化して、同じではないなぁと実感している。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
下天の50年は、天上の一日に過ぎず、人の住む下天の五十年など夢幻のようなもの。
仏教的な輪廻をイメージするなら、螺旋状に変化していく世界を想像する。
桜の樹の寿命は70年から80年くらいだろう。
朽ちれば次の桜へ代替わりする。
新しい芽が出て樹になり 花を咲かせるようになる。
一見同じに見えても、
大学で化学を学んだイメージなら
そのサイクル(新陳代謝)は(世界全体の)エントロピーの増大を招くだけだろう。
エントロピーは無限(永遠にか?)に増大する。それが熱力学で学んだ原理。

平均寿命が延びた現在、
桜の寿命に自分の歳を重ねるようになっている。
あと何年咲いていられるか?
そんな思いで桜を愛でるようになっている。
勝島運河の桜1611-12
勝島運河の桜1611-15
静かに散歩できたこと。
今年も桜に逢えたこと。
それで充分だ。
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  1. 2024/05/13(月) 17:31:34|
  2. 桜 
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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