fc2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

たかが写真、されど写真       二段現像法でトーンを作る。(3) 黒光りする材質感

昨年9月頃から二液現像法の開発を初め、
実用になったのが、11月頃だった。
そのころ、テストで撮ったなかに、この被写体もあった。
(今年1月3日の記事に その画像を載せている。)

黒光りした肉体のように感じるこの被写体、
二段現像でも、表現できないかと、挑戦してみた。
Up180二段1582 #2-16
入射光式露光計を持ち出し、陰になった部分で光を測定し基準露光とした。
Up180二段1582 #2-2
露光を増やすにつれ、暗部のディテールがでる。
Up180二段1582 #2-6
ネガは濃くなるが、焼き込むと、トーンはさらに黒光りするようになる。
露出を増やせば、ハイキーになるはずが、ローキー表現になっていく。
常識とは・・・少し外れるかも。
もともと、二段現像は、トーンの破堤が起きやすい現像方法。
予想が外れるのは、当然だろう。
軟調現像液(Ⅳ)でUp180まで現像した後(そのときLow値は30程度)、
硬調現像液(Ⅱ)で、Low100~120まで現像を押している。(Up値は245程度まで上がっていた。)

もう少し、黒光りを強められないかと
第一段現像(Ⅵ)でUp160に下げ、同様な操作を行ってみた。
Up160二段現像テスト はたんきょう1580 #2-5
最初の現像を浅く行った方が、いいようだ。
Up160二段現像テスト はたんきょう1580 #2-7
常識を越えた、かなりオーバな露光が効果的。
近づいて撮ったため、被写界深度は浅い。
綺麗に撮るなら、三脚を持参し、絞りを効かせ、スローシャッタ-で撮ることになるだろう。
これも、写真表現の一つだろう。


スポンサーサイト



  1. 2023/05/11(木) 09:55:06|
  2. フィルムの眼
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<たかが写真、されど写真       二段現像法でトーンを作る。(4) トーンの破堤(揺らぎ) | ホーム | たかが写真、されど写真       二段現像法でトーンを作る。(2) エッジを出す現像>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/2187-ff2d1e52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (139)
フィルムの眼 (165)
レンズの眼、カメラの眼 (59)
写真の技法 (144)
写真にとり憑かれた人達 (4)
青写真 (21)
新幹線の見える街 品川 (10)
映し出された世界 (30)
水辺の光景 (21)
立会川 (9)
勝島運河 (22)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (172)
デジタルカメラは記録機器 (13)
デジタルで遊ぶ (30)
Silent City (9)
??? (31)
Street Photograph (27)
都会の景観 Tokyo (262)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
Night walk in Tokyo (41)
散歩 (334)
猫、犬、鳥 (10)
白木蓮 (31)
黒い花 怪しい花 (87)
樹、草、花  (104)
桜  (181)
ひまわり (46)
竹林 (11)
八つ手 (10)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (38)
人物 ポートレート 踊り (37)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (21)
その他  (33)
オリンピック残映 (5)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR