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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

開花・・・3月16日?         目黒川遊歩道 往年のベストセラーカメラ キャノネットを使う。

桜の開花の便りがあった。
目黒川の桜はどうなったか知りたくて、散歩に出た。
中目黒近くの桜並木は、人が多く出るので、もう行く気にはなれない。
下流の大崎付近の桜を狙うことにしている。
キャノネットカメラを取り出す。
東京オリンピックが開催された頃販売され、大人気となったカメラ。
自動露光を初めて組み込んだ、コンパクトカメラだったかもしれない。
Canonet 45mm
受光素子にセレンを使っているため、電池を必要としない。
数年前にも使ったことがあるが、問題なく使えた。
シャッター速度優先で、絞りは自動で設定してくれるが、
動かすのは指の運動(エネルギー)を使うので、
シャッターのストロークが長く、重い。
ゆっくりと押していかないと、絞りが合わなくなる。
その注意が必要で、シャッターチャンスに少し弱い。
シャッターの具合をチャックしたら、
シャッターが粘り、1/30秒以下では、上手く作動しなかった。
シャッタ-速度を1/125秒にして、撮影した。
目黒川遊歩道1565-17
空を暗く落としたかったのでY2フィルター(φ:55mm 黄)をつけた。
開花が始まった段階だが・・・この桜の色、少し赤く、ソメイヨシノではないようだ。

露光もかなり正確だと思う。(ただし、順光なら)
シャッターをゆっくりと押し込んでいくとファインダー内の指標が動き、固定する。
そのときの値が絞り値となる。
絞りの数値を読むが、中間で止まることがある。
その場合は大陸絞り値を想定して記録(メモ)した。
絞り値は正確ではないが、半絞りは違わないと思う。(1/3絞り程度のバラツキで収まる)
飛行機が、空に出た瞬間、シャッターを落とそうとしたが、ほんの少し前に切れてしまった。
シャッターの使い方(感覚)、練習が必要だと思う。
目黒川遊歩道1565-18
ソメイヨシノの開花はまだだった。
目黒川遊歩道1565-20
セレン受光素子に光が入ると、そちらに引っ張られて、アンダーの露光になる。
勘(経験)で撮るなら、f:5.6/125秒 あるいはf:8/125秒を選んだと思う。
ネガをチェックしたが、やはり少し薄い。
f:8/125秒が適正露光だと思う。
でも、暗部のディテールも出したいと思ったら f:5.6/125秒だろう。
目黒川遊歩道1565-22
セレン受光素子に空の光が入っていること、遊歩道の照り返しの光が入ったことで、
露光は、f:16/125秒!(サニー16)だった。
遊歩道に対しては適正露光だろうが、暗部は潰れてしまった。
小生ならf:8/125秒を選んだと思う。

暗部の潰れたネガを、4号のような硬調の印画紙に焼き付け、
暗部を黒く潰し、遊歩道をコントラスト高くする写真が流行ったこともあった。
キャッチーな写真にするため、歩道に人を立たせ、シルエットで抜く。
それが格好いい、それが(俺の、私の)写真だ(自己実現?) 
そんなこと考える人は今も多いのだろうか?
カメラは道具にすぎない、そんな使い方もあるのは認めるけど・・・・見ている小生は馬鹿にされているようで、あまり感心しない。
硬調 焼き込み1565-22 Ⅱ
同じネガから、硬調に仕上げ、焼き込みを行った。
ネガは作曲(作譜)、プリントは演奏だと思う。
それが、(俺の、私の)自己表現になっているか否かは、見てくれる人が感じること。
名なしのポスター、単なる飾りでもいいではないかと思う。
大崎ガーデンタワーの桜1565-4
この日、大崎のガーデンタワーの桜が、ようやく開花していた。

45mm f:1.9の明るいレンズはまだ現役で使えるレベル。
古いが、まだ受光素子は生きていた。(駄目ならマニュアルで設定し使える。)
シャッターが粘り、低速度では機能していない。
機械式のレンズシャッターなので、分解し、掃除すれば治ると思う。
分解は、セレン受光しを外して、
配線の半田を融かして切ることから始めることになりそう。
低価格を目指し、省けるところは省いたような気がする。
組み立て方が独特で、
分解し修理することは想定しなかったカメラではないだろうか?
1/60秒以上では使えそうなので・・・分解し掃除することに、ちょっと二の足を踏む。

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  1. 2023/03/25(土) 10:18:56|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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