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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

自然教育園の秋 (16)                 Retro80S

フィルムテストだと称し、何回か自然教育園を散策し、武蔵野の原風景を楽しんだ。
まんりょうDSC09845
「せんりょう」が赤い実をつけていたが、
モノトーンのフィルムでは丈が短く、横に広がるせんりょうの赤い実の群れは 撮り辛い。
もう少し丈の高い「まんりょう」を探す。
ようやく一本見つける。
まんりょう1537 #3-8
フィルムで撮影はしてみたが、これはカラーデジタルで撮る被写体だろう。
探し回り、最適な「まんりょう」を探すだす感性もないし、
光線を読み、どのように切り取り、どんな現像をしたら良いのか、
イメージできない。
デジタルカメラの威力だと思う。
ズームレンズは便利、ピントも自動で合わせてくれる、フラッシュも自動調整
ためらうことなく流れるように撮影できた。(フィルムカメラだと ストロボのガイドナンバーと被写体までの距離を読み取り、絞り値とシャッター速度を決めて調整する必要がある。手間はかなり掛かる。)
いぬざくらの切り株DSC09849
切り株ならモノトーンが有利だろうと、撮ってはみたが・・・・
いぬざくらの切り株1531-15
表現にそれほどの差は無いように思える。
(Afx)-(BⅠ)の二液現像でネガを作ったが、この組み合わせはD-76に近いトーンになる。
もっと硬調な組み合わせをつかったほうが良かったかも。
でも、それほどの差は無いし、デジタル画像も 綺麗だと思う。
こならの切り株でもテスト撮影をしてみた。
こらなの切り株DSC09883
カラー情報がちゃんと残っている。
デジタルカラーは正確に見た光景をを再現していると思う。(疑う感覚は少しあるが)
こらなの切り株 二液現像法1525 #1-5
モノトーンは抽象の世界。
でも 見たら、デジタル画像の方に眼が移る。デジタルの方が良いと思う。
こらなの切り株 ManRay1537 #1-11
ManRayによるソラリゼーション現像を ごく弱くかけて現像してみた。
もうすこし、強くソラリゼーションを掛けたほうが 良かっただろう。
しかし、それでコナラの切り株の「なに」が表現できたかというと別だろう。
あまり技術(テクニック)に溺れると、コナラの何が撮りたかったが、分らなくなってくる。
いまは練習中なので、この場に立ち もう一度撮影し、ソラリゼーション現像効果を確かめるつもりではいるが、
駄目なものは、駄目と 割り切ることも必要だろう。
もみじがさDSC09763
もみじがさは モノトーン向きと思い、比較でデジタルでも撮影。
もみじがさ1537 #3-13
しかし、デジタルは30cm辺りまで近づき、一本をクローズアップで捉えることができたが、
Nikon Fに付いているNikkor 50mm F:1.4のレンズの最短撮影距離は60cm、これが限界だった。
一本の花をクローズアップで狙うならマクロレンズをつけてこないと、撮影できない。
技術の進歩はすごい。
今のデジタルカメラはズームが標準レンズになっている。
購入時付いていたレンズは、広角から準望遠までの撮影が可能なレンズで、最短は30cmくらいまで近づけた。
万能といっていいレンズだろう。(小生の感覚からすると)

機械式フィルムカメラだと、
フラッシュ撮影は、被写体まで距離とガイドナンバー値から、絞り値を計算し、
そこに、今までの経験を加味し補正して、
絞りとシャッター速度(バックランドの写りを考慮)を決めて撮影していた。

デジタルカメラは適正露出を選んでいた。
すごいものだと思う。
煩雑なことはカメラに任せ、撮影に集中するのが デジタルの撮影法なのだろう。
デジタル写真が一般化しもう20年、そろそろ、すごいデジタル写真の撮り手が 現れてくるのではないか と思っている。
それに追いつける筈もないので・・・(馬鹿だなぁと思うけど)
小生はフィルムで撮ることに拘っている。


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  1. 2022/12/22(木) 17:14:36|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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