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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

自然教育園の秋 (9)                 まむしぐさ Retro80S

見たことない植物に出逢う。
自然教育園の秋DSC09756
赤い実をつけていた。
近くに数本あったが、全て倒れている。
デジタルカメラを持参していた。
記録に数カット撮影した。

事実をストレートに記録するならデジタルが一番良いと思う。
一緒にカラー標本を映し込んでおけば、
レタッチソフトで修正して、色調をより正確に再現できる。
記録ならカラーデジタル。
見たように撮れないとしたら、それは、欠陥商品だろう。
現実をありのままに記録するのだから、
誰が撮しても 同じような写真になってしまう。

この植物に人間の手で演出を加えない限り、
デジタルで撮ったら、みな似たような写真になるだろう。
自然教育園の秋1530 #2 -3
白黒フィルムは、色の情報が欠落している。
記録だと思っても、実際は「抽象/アブストラクト」的な画像になっている。

薄暗がりになると、人間に眼は色(カラー)を失うが、明暗差は明瞭に識別する。
それが太古の人間には 不可欠な能力だったと思う。
闇が支配する夜は、捕食動物の脅威が増す。
暗いところでも識別できることが、人間の生存には必要だったと思う。
モノトーン写真には、人間の太古の記憶に基づいた何かがあると思っている。

デジタルで撮影したショットと同じフレーミングで撮影してみた。
現像は(Ⅰ)+(Ⅱ)の二段現像で、エッジが出るタイミングで現像した。
カラーデジタルと比べたら、パッとしないかもしれないが、
モノトーン写真には、記憶に訴えるものがあると思う。

12月になって、自然教育園を再訪。
散策路を挟んだ反対側に、直立した「まむしぐさ」を発見した。
自然教育園の秋1537 #3-18
一番硬調な(Ⅱof)現像液を使用した。
(Ⅰ)+(Ⅱ)現像のようなエッジ効果はない。
自然教育園の秋1537 #3-20
11月19日に撮影したのと同じ被写体を撮る。
枯れ葉が「まむしぐさ」を覆い隠そうとしていた。

ストロボを焚いているのでコントラストが付きやすい。
軟調な現像液(Ⅵsx)、 あるいはやや軟調な(Ⅰ1)で現像したらどんなトーンになるのか?
二液現像で 一番軟調な(Afx)-(BⅠ)で現像したらどうなるのか?
まだ検討の余地はあると思う。



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  1. 2022/12/09(金) 10:44:51|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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