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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

クーデルカショック  ハイコントラスト・プリント

1938年生まれのクーデルカ、1962年といえば24歳、大学を出て航空技師として働いていたころ、ローライフレックスで撮影した6.6判のネガから、さまざまな切り取り方、焼く付け法を駆使し、写真の勉強・・・というより写真の眼を、己自ら訓練していた。そのときの作品が Experiments(実験)として展覧会に展示されていた。
クーデルカ作品
写真には、こんな表現法もある! びっくりしました。自分で、自分を鍛錬し写真の眼を磨く・・・
すごい、己の24歳のときを思うと、こんな実験(Experiment)をして見ようと思っただろうか?
五感の鋭さが、己自身を鍛えるのだ・・・ただただ驚きました。
私にもできるだろうか?6.6判のネガは、年末の掃除のとき束になって出てきた。
そのネガを調べて、クーデルカの技法をトレースしてみた。
集合写真の背景がピンボケになっているのを発見。その部分をトリミングし、コントラストを上げてみる。
クーデルカショックB017-9 Ⅱ
クーデルカショックB017-9 Ⅲ
去年、写真の技法をもう一度最初から勉強するつもりで、ピンボケ写真に挑戦した・・・スタイケンの技法をトレースしてみたが、追求は中途半端だった。納得する作品を作れずにいた。
ピンボケ部分だが、切り取り方、コントラストの調整で、雰囲気がある作品ができそう。望遠で切り取り、少しピンを外し、白黒のコントラストを強調させて焼き付ければいい。あるいは、標準で近づき、ピンを外して撮影でも可能か。
なぜ、去年それができなかったのかと反省する。
技術、テクニックだけでは駄目。しっかりとした眼の力がないと・・・切り出せないだろう。やはり眼の訓練は必要だが、先生から習う種類のものでもない。
クーデルカショックB018-1 Ⅳ
手ぶれしたネガがあった。そこから2つ切り出してみた。
クーデルカショックB018-1 Ⅶ
面白い、写真の表現が広がった気がする。
クーデルカ、すごい写真家だと、改めて感嘆。
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  1. 2014/02/01(土) 18:54:27|
  2. 写真の技法
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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