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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

立会川の源流を探る         碑文谷の池

清水池公園から、目黒通りを越え、碑文谷公園へ。
入り口近くに石仏が安置されていた。
碑文谷公園入り口1488-24
背景に比べ石仏の置かれている場所はくらすぎる。
内蔵のストロボを強制発光させている。
マニュアルで使うなら、ストロボのガイドナンバー、被写体までの距離を基に絞り値を計算。
被写体の光の吸収などを考慮し、絞りを補正、
背景と石仏のバランスを考えシャッター速度を決める。
マニュアルで使うのは面倒。
でも、さすが「オートボーイ」 面倒な操作は一切必要ない。
碑文谷公園入り口1487-42
ティシュペーパーを丸めた紙が、縁に乗っていた。
邪魔だが、とり除いて撮るには抵抗があった。
有ったものを、そのまま撮る。

手を加えることは安易。
手を加えれば、すこしは見栄えする写真になる。
ちょっと演出を加えただけ。
許されるだろうと思う。
でも一度でも許したら、限界はなくなる。
どんどんエスカレートし、よりキャッチーな写真を狙う。
いつしかフェーク写真との境界も不明瞭になり、 何を撮りたかったのか分らなくなる。
「被写体には触れてはいけない」 透明人間であるべき。
それが「散歩にカメラ」の立ち位置だと思う。

小生に許されているのは、被写体を発見すること。
そして、フィルムを選ぶ自由、露光を選ぶ自由、現像液を選びネガを作る自由、プリントする自由はある。
些細なことだと思うが、そういう拘りが小生にはある。
碑文谷公園入り口1487-34
公園内を 一周散歩した。
碑文谷の池1488-22
清水池公園では釣りが、この公園ではボート遊びができるようになっている。
大田区にも、釣りを楽しめる公園や、ボート遊びができる公園がある。
品川区に有っただろうか? うらやましい限り。
碑文谷公園1488-26
定番のフレーミング。
池の中心に、厳島神社がある。
まだ参拝したことがなかった。
碑文谷公園1487-37 Ⅱ
厳島神社で、スナップ撮影。
碑文谷公園 地図
碑文谷公園の池が立会川の源泉となる。
川はどう流れていたのか、前もって検討はしていた。
無理なく流れること(高低差)の確認と、暗渠になった川の痕跡を探ることが、今回の散歩の目的。
みどりの散歩道 入り口1487-44
現像するときのミスをした。、
長巻から切ったフィルムが少し長く、使ったステンレスの現像タンクの現像リールから飛び出し、
その部分に 変な現像むらができた。(40枚撮りになっていた。ベルト式現像タンクなら問題く現像できた)
でも、記録は記録。

地図では「池の下橋」から目黒通りに出るルートが、流れとしては一番すっきりしている。
緩やかな高低差もありそうだが、残念ながら、ここを小川が流れていた痕跡が見つからない。
地図にある「みどりの散歩道」の可能性が高い。
みどりの散歩道 入り口1488-28
カラーフィルムをいれたCanon Autoboyカメラを持ってきてよかったと思う。
片側がすこし高く遊歩道になり、街路樹が植えられている。
この特徴は嘗てここを小川が流れていたことを示すことが多い。
みどりの散歩道 目黒通り1488-29
みどりの散歩道は目黒通りで寸断される。
そこに横断歩道はない。
少し右にある碑文谷交差点の横断歩道を渡る。
この交差点は 少し高い場所にある。
目黒区では、散歩道として整備し「サレジオ通り」という名をつけている。
その道を行けば、碑文谷八幡宮の参道の前にでる。
ネットの検索で検索すると、ここを碑文谷の池からの川が流れ、立会川になったとする記事(地図)をみるが・・・・
ネットに上げた人が、現地へ来て、それを確認しているのか、ちょっと疑わしい。
不確かな情報が、検証されることなく流布するのがネットの世界。
簡便に情報が行き交い、もっともらしい(信じたい)ことを記事にする。
当人には、悪意はなく、こんなこと知っていると自慢したいのだろうが、フェークニュースの温床になりえる。
そのうちネットを信じなくなる人と、信じて煽られる人との分断が起きるかも。

通りを横断し、みどりの散歩道の延長線に来る。
道の真ん中にコンクリートの線が延びる。
みどりの散歩道は、左に小川があり、右は散歩道として整備された。
その構造と同じ。
道は、田向公園へ向かう。
みどりの散歩道 目黒通り1487-45
マンホールもある。
まずまちがいなく、この下に下水道(立会川)がある。
田向公園1488-30
田向公園側から目黒通りの方向を見る。
川は、公園を斜めによぎっていたらしい。
田向公園1488-33
対角線上の、もう一方の入り口付近にはマンホールが設置されていた。
田向公園1488-35
この道(さくらの並木道)は緩やかな下りになっていて、進むと円融寺に達する。
道にはところどころ、格子状の溜めますがあり、降った雨を地下の下水にながすようになっていた。
立会川が流れていた痕跡だと思う。
この流れは、まっすぐ進み、寺町橋で立会川に合流したと思うが、
円融寺に沿ったカーブも川の流れを考えると捨てがたい。
その場合は大門橋となる。
碑文谷八幡宮は少し小高い所にあり、更にその奥には「すずめのお宿緑地公園」がある。
そこから出てくる伏流水は、時には涸れ沢となるだろうが、
雨の多い季節は、小川となって、立会川に注ぎ込んでいたと考えるのが、順当だと思う。
おそらく 碑文谷八幡宮の伏流水(小さな泉があった?はず)も立会川の源流の一つと考えてもいいのかもしれない。
円融寺1488-36
円融寺の山門に到着。
円融寺1489-3
折角なので、何カットか写真に撮った。(フィルムは交換した)
円融寺1489-8
円融寺1489-9
風情のある、撮影スポットの多いお寺さんだと思う。
円融寺 門前の橋1489-11
門前の大門橋にでて、帰宅した。

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  1. 2022/07/05(火) 08:01:43|
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