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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

つわぶき 変容 ・・・・こんなはずではと、もう一度 再撮影

つわぶきの葉を、黒光りするトーンになるよう、最強と思う硬調(Ⅱif)で現像した。
現像条件は掴んでいたが、実際の撮影で使うのは初めて。
しかし、期待したほどのトーンになっていない。

Fomapan100なら、(Ⅱf)現像液で、葉に黒光りするトーンが出てくる。
Retro80S、Retro400Sなら(Ⅳ)系の硬調現像液でも、更にやや硬調な(Ⅲ)系の現像液でも可能。
何がいけないのか考え込んだ。

現像組成を決めたときのテストチャート、現像実験ノートを再度読み直す。
(Ⅱif)は、硬調なトーンが破堤なく安定的にできる組成として開発されたものだった。
限界点近くの組成では、トーンの制御が難しく、どちらに転ぶか分らない。
しかし、その制御が難しい時こそ黒光りした光を捉えることができる。
黒光りする葉を撮りたかったら、
二段現像法を使えばいいと割り切っていたと思う。(これもタイミングの取り方で変化するけど)
限界組成として、候補に、(Ⅱa)、(Ⅱb)、(Ⅱd)が挙がっていたが、
現像条件までは詰めていない。
更に調べると、(Ⅳ)系では、SuperPan200として(Ⅳz)が推奨されているが、
(奇跡的に)(Ⅳb)の詳細な現像条件チャートが出てきた。
(Ⅳb)はRetro80S、Retro400Sフィルムで、デジタルのHCB&Wモードに対抗すべく開発された現像組成。
これで現像してみようと、カメラにフィルムを詰めて散歩に出た。
結局、四日連続の撮影になった。
つわぶきの変容1440#3-6
つわぶきの変容1440#3-3
一絞り分少ない露光を選び(勘ですが・・・)、Up210のやや押した現像をしている。
かなり黒光りするトーンになったが、花の綿の部分は白飽和していた。
一番重要なのは、光線の具合だろう。
柔らかな光に包まれ、斜めからわずかに強い光が葉を照らす・・・・明暗差はあまりない方がいい。
そのフラットな光の微妙な差を、硬調な現像液でトーンを拡大したとき黒光りする葉のトーンがでる。
その光を読むのが難しい。
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  1. 2022/01/31(月) 11:47:45|
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