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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

自然教育園

白金の自然教育園は、国立科学博物館に付属している。
教育の場であって、行楽の場所ではない。
武蔵野の自然にいかに戻るかの実験・観察の場所でもある。
極力人為的力を避け、手を入れないようにしている。
やがて、高い常緑広葉樹の林の戻るだろうと予想している。
自然教育園1428-8
林の下は、灌木が覆い、行く手を塞ぐ。
数百年前の武蔵野は、灌木を分け細い動物道が続いていた・・・と想像する。
自然教育園1428-6
庭師の入った公園なら、池をつくり、見栄えする樹を植え、岩を置く。
しかし、教育園にその配慮はない。
それでも、来園者の半数近くは、カメラ、スマホで、撮影をしていく。
ここに来る鳥がターゲットであったり、公園に植えられていない野草の花を狙う。
この時期は紅葉の樹(というより赤く色づいたモミジの葉)を撮る人が多かった。
自然教育園1428-5
野鳥を狙う人はすごい。
望遠レンズを使って、小さな鳥をアップで狙っていた。
三脚に固定して撮っている人を、この頃見なくなった。
手持ち撮影である。
ピントはオートフォーカスらしい。
合った瞬間、カシャカシャと連写の音。
ごく当たり前のように、小さな鳥の目にピントの来た写真を撮っていた。(500mm以上の望遠の画角だと思う。)
フィルムカメラの時代では、一枚でも撮れていたら、ラッキーの類いだろう。

初夏のころ、可憐な薄紫の花を咲かせた「おおばきぼうし」が、
朽ちようとしていた。
咲いていた頃は、注目され、デジカメやスマホで撮られていたが、
今は、そのそばを通り過ぎていくだけ。
記録だから・・・とワンカット、シャッターを切る。
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  1. 2022/01/19(水) 11:07:13|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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