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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

長時間露光テスト(2)         Fomapan100 減感現像

2日後の夜、再び大崎イルミネーションを撮る。
帰宅し早速現像する。
露光の基準を知るため、
持参したデジカメの設定を 
絞り優先モードf:8、感度をISO:200にセットした。

フィルムの現像は 軟調な現像液(Ⅵf)を使用。
標準テストサンプルでUp濃度が180になる条件で現像した。
Up210条件に比べ、2絞り程度の減感現像になる。
Fomapan100 長時間露光 Up180現像まとめ
Sony NEX-5のカメラが特殊な訳はないと思うが、
レンズに絞りリングがない。(ボディーにシャッター速度設定ダイアルもない。まるで1990年代のコンパクト・フィルムカメラのようだ)
その代わり液晶画面を呼び出し、絞りを設定するようになっている。(これに戸惑う)
またピントを合わせるための距離リングに、距離目盛りが刻印されていない。
無限がどこかも分らないのは・・・・オートフォーカスを切ったとき、非常に不便。
被写界深度の確認ができないが・・・・そんなこと気にするデジタルカメラの撮り手はいないのかも。
デジタルカメラは、人の手を煩わせない。液晶画面でボケ具合は確認取れるようになっているのだろう。

デジタルのズームレンズはこんなものかと思っていたが、
今になってレンズを見ると、焦点距離がズームリングに刻印されていた。
10年使っているが、今頃気づくなど・・・・デジタルカメラを、ちょっと冷遇していたかも。
でも、デジタルは便利。細かなことを気にしなくとも、なんでもちゃんと撮れてしまう。
判断はカメラがしてくれる。
その判断に従い、ISO:100なら10秒を基準露光とした。
Up210の現像では60秒辺りが良い結果だったので、
50秒、100秒、200秒の三水準で露光してみた。
---------------------------------
撮した結果は、Up180の減感現像するならf:8で100秒前後の露光がいいようだ。
減感現像1431 #2-11
レンズは、戦前ContaxⅡに付いていたビオゴンと呼ばれた35mm F:2.8のクーロンレンズ。
レンズの構成は、むしろゾナータイプに近い。
凝ったレンズ構成の、製造が難しいレンズだと思う。
このレンズ構成のまま、ソ連邦のキエフでソ連崩壊まで作り続けていたようだ。(1983年製を所有している)
使ったレンズは1972年製のもの。(当然のことながらコーティングされています。)
後玉がフィルム面ギリギリの近いところまで来るので、
本来はデジタルカメラ向きのレンズだと思う。
マウントアダプターをつけてNEX-5につけてみたが、
ぶつかってしまい装着できなかった。
ミラーレスのデジタルカメラにつけられる機種があったら、
このレンズ、見直されるのではないだろうか。
NEX-5で撮ったカラー画像を白黒変換し、比較してみた。
デジタル モノトーン変換 ISO200 長時間露光
デジタルの良いところは、ファイル情報を見れば、撮影の日時から時間まで記録されていること。
レンズの種類、撮影時の焦点距離、ISO感度、絞り、シャッター速度など、知りたい撮影データがきっちりと記録されている。
これは、いいなぁと思う。(今はGPSから位置情報も記録できるらしい。)
画質もいい。遜色ないというより・・・・デジタルの方が・・・とも思ってしまう。
フィルムは、たっぷりと露光し、さっと浅く現像(減感現像)したので、目黒川の川面のトーンが潰れず、明るく出ているが、
デジタルでも、かなりいい。これで充分とも思える。
長時間露光 デジタルとフィルム比較
明るいイルミネーション部分を等倍に拡大して比較してみた。
結果は判定不能、どちらを取るかは好みの問題だろう。

NEX-5はフルサイズではないが、画素数ではフィルムより多い。
もし35mmフィルムなら、もっと低感度・高精細なフィルムを使い、
取り得込み精度の高いフィルムスキャナーを使はないと、1400万画素以上は出せない。
こういう結果を見ると、デジタルカメラのすごさを感じざるを得ない。
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  1. 2022/01/07(金) 10:43:51|
  2. Night walk in Tokyo
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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