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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

見えないもの                    Rollei赤外400

見えないものは、「ない」に等しい。
百回聞いても、それが何を意味するのか、想像するのは至難のこと。
たいしたことにならないだろうと・・・楽観的に考えがち。
そして、見慣れた日常の光景が続くと・・・・やっぱり、たいしたことないと思ってしまう。
見えないもの1421-40
見慣れた樹なので見過ごすが、
たまたまこの下を通り過ぎるとき、
葉に初冬の光が射していた。
撮ってみる。

現像が上がり、画像を確認して驚いた。
美しいというより、不気味さを覚えた。
人間の眼には、赤外線は見えない。
見えていたら、この樹の下を、
平気な顔して歩いていただろうか?
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2年ほど前 コロナ感染が日本でも始まろうとしていた。
この時期、
まだコロナウイルスの正確な姿が見えていなかった。
感染症の専門家は、警鐘を鳴らしていたが、
そんな専門家の中にも、楽観的な論調もあった。

政治の判断は、楽観論だったのだろう。
その御意に沿う、御用医師(茶坊主)のような専門家もいた。
テドウイルス
小生も科学を学んだ者として、去年の一月まで
東京都の発表する感染データをノートに記録し、
それをエクセルで解析していた。
7月23日のゴーツー・トラベル開始は、判断ミス。
感染者の数字がピークを迎える、あるいは越えて、
誰もが感染に驚いているとき、ようやく緊急事態宣言を出している。
本当の感染のピークは、それより2~3週間前にあった。
(感染症の専門家は、はっきりと見えていたと思う・・・この政府の判断は遅いと。何をやっているのだと眼に怒りを込めてインタビューに答えていた最前線で戦っていた医者もいた。)
ウイルス(敵)は眼に見えないが、敵の戦力を察知する方法はある。
しかし、合理的な判断より、情緒的判断を優先させた。
・・・敵の戦力分析を無視し、戦いを開始した戦前の日本のようだ。
自助・共助・公助というが、終戦(敗戦)を最初に知ったのは軍部。
満州に居た軍の中枢近くはすぐに撤退、
残されたれた民間人は、塗炭の苦しみで日本に逃げ帰る。
公助はあったか? 自助・共助でどうにか逃れてきたのが実態だろう。
コロナとは戦争状態にある。
今回こそ、公助が優先されるべきだろう。

9月10日から、一日の感染者が、統計的バラツキの範囲外に出始める。(異常値が3回あった)
それが、次の感染の始まったサインだった。
2ヶ月後にはピークが立ち上がり始める。
第三波の波が来た。
しかし、政府は第三波という名称を使うのを避けていた。(今は、誰もが第三波と呼んでいる)
後手後手の対策に、多くの国民は不満抱える。

一年経ち、首相は交代した。
我々の知識も増え、敵の姿がおぼろげながら誰の眼にも見えるようになる。
再び、オリンピックの時あった第五波のような大きな波が来ないことを、祈るのみ。
近々の東京都感染者推移を、エクセルに取り込み、解析してみた。
コロナ感染 次のピークは?
11月の初め、感染は終息するはずだったが、
どうやら、この期間が次の感染の火種になっていた。
その様相は、2020年9月~11月に似る。
(前回同様)このまま感染は進むと覚悟したほうがいい。
2月初旬には一日400人の感染者が出てもおかしくない。(それがピークだったらいいなぁと希望的です。)
おそらく、この予想は・・・甘いだろう。
もっと沢山の感染者が出てもおかしくない。
4000人という数字になってもおかしくない。
どうやら今回、東京都はその体制を整えたとしている。
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大切なことは眼に見えないが、
その闇に光を当てる理性が人間には備わっていると思っている。
理屈など、どうでもいい、
しのご云わず、いいなぁと思ったらシャッターを切って撮ればいい・・・という考えの対極に立っているかも。
「人間の直感」という美名のもと、理屈に拘るよりシャッターを切るのが先だろうと思ってしまう。
そんな考えに取り憑かれると、ますます機械、すなわちデジタルカメラ依存に陥っていく。
カメラから吐き出される画は、綺麗に撮れているが、類型化し、金太郎飴のような画像ばかり、人間の眼を感じない。
機械に取って代られ、行き着く先は人間疎外そのものではないか?
デジタルカメラになって、ますますそんな気がしている。

2月初め、会食することを予定している妻は、
小生の感染者予想を聞いて、困った顔をしていた。
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  1. 2022/01/04(火) 14:26:26|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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