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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

今年のすすき             Rollei赤外400、Ortho25、Fomapan100

殆ど家の周辺をぶらぶらと散歩するだけの毎日。
秋になり「すすき」でもと思ったが、
この頃は、すすきの生えている場所も少なくなってきた。
いいなぁと思って近づくが、柵があって入れなかったり、
狙いたくても光線がうまく入らない場所だったりと、
すすきを撮るチャンスが減ってきている。
そんななか、
一年を振り返り写真を整理していたなかでみつけた、すすきの写真。
ススキ1419-18
ビルの屋根にもうけられた緑地帯に取り残された?すすき。
ススキ1420-11
数少ないすすき撮影のスポット。
しかし、すすきの周りを徘徊し、ベストな場所を見つける・・・という自由はない。
ススキ1422-12
ガーデンシティーの庭に植えられたすすき。
種が飛んできて、勝手に成長してできたすすきではない。
柵より中に入り、逆光で狙いたかったが、そういう訳にもいかない。
やや斜め上方から光りで撮影。
古いレンズ、右上にゴーストが出ていた。
ススキ1428-7
左上方からのやや逆光気味の光、同じ古いレンズだが、ゴーストは出なかった。
ここも縄が張られ、これ以上先には進めない。(管理者専用の道だった。)
ススキ1429-22
ライカ、Summitar 50mm F:2のレンズのフィルター径は、わずか36.5mm、
菱形の鉄網の間にレンズを押し込み撮影した。
レンズ径の大きな一眼レフのレンズでは、この撮影法は無理だろう。
ススキ1431 #2-6
3日後、同じ場所で同じように撮影。
でも、光の状態は前回と全く違う。
それに合わせ露光し、減感現像した。
この差は、PCの画面では粗すぎてわかりにくい。
四つ切りプリントして初めて画質の違いが分るレベルだろう。
モニター画面で満足するなら、こんな細かなこと、気にすることない。
Jupiter-12 35mm F:2.8のフィルター径は40.5mm、
アングルの自由度は減るが、このレンズでも、菱形の鉄網の間に収まった。
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今年後半に使ったフィルムはRollei赤外400,Fomapan100、それにOrtho25の三種類。
フィルムに合わせ、撮影時の光に合わせて、どのようなトーンを狙うかは、現像液で微調整している。

Tri-Xが手に届かない高額なフィルムになったおかげだろう。
Tri-X 一筋での頃を考えると、表現の幅が広がったと思う。
待ったなしの状況になれば変革する。
そうすれば違った世界も見えてくる。

さて、デジタルで何が見えてきたのか・・・それも知りたいところである。

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こんな「すすき」も撮っていた。
1960年代、「アレ、ボケ、ブレ」写真の時代、こんな感じの写真もあった。
すすき1430-12 Ⅱ
戦前から続く写真へのアンチテーゼ。
実態は、写真の上手な巨匠に対する反抗、
認めてもらおうとしても、先人の作品が大きな壁になる。
自動露光のカメラを手にした新人は、
古い権威はナンセンスと叫び、その写真を捨てないと道はないと思った。
編集者も「おまえの写真は汚いなぁ・・・」と言いながら、それを写真雑誌に掲載する。
あの当時の「あの熱気」がないと「アレ、ボケ、ブレ」の写真撮れないのかも。
今は撮っても、もう古い、すこしも面白さ、衝撃性を感じない。下手なだけの写真。
1960年代から1970年代に掛けての約10年間が、
日本の写真の面白い時代だったと思う。
やはり次はデジタル。
デジタル写真に期待している。
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  1. 2021/12/29(水) 11:22:20|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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