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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

西麻布 EMギャラリーから渋谷へ(1)

西麻布に竹内さんが経営するEMギャラリーがある。
主にモノトーン写真を展示している。

今では、フィルムカメラで仕事するプロの写真家は少数だと思う。
写真家も、デジタルカメラを使うようになったが、
仕事を離れ一息ついたとき、
昔使ったカメラを取りだし、白黒写真を撮り、
それを展示して楽しんでいるという雰囲気が作品にある。

このギャラリーの存在を知ったのは約7年前、
時々ネットをチェックして、展示会があると、観に行くようになった。
コロナ禍で、ネットのチェックはしていなかったが、
新聞の夕刊に、
水俣病を撮してこられた桑原史成さんの写真展が、
ギャラリーEMで開催されているという記事を読み、
久しぶりに西麻布のEMギャラリーを訪問した。

プロ作家の写真展なので、カメラはバッグの中に収め、撮らないようにしている。
渋谷1408 -1
写真家ユージンスミスを主役にした水俣病の映画が公開され、話題になっている。
そのためか、さほど広くない会場が、人で溢れていた。
数えたら30名ほど。
いつもの展示では、2,3名程度、
時には小生だけという時もあった。

桑原史成さんが中央のテーブル席に座り、
周りを知り合いの方達が囲み、談笑していた。
コロナ感染が収まりを見せているが、ちょっと臆病になっている。
壁に掛けられた30点ほどの作品を見て、足早にギャラリーをでた。
渋谷変貌707-42
モノクローム展には8回目あたりから来ている。
これは10回目のモノクローム展の時、記録にと撮った一枚。
当時は、Tri-Xの値が上がりだし、代替のフィルムを探していたころ。
Kentmere400をISO:100で使用し、減感現像(*注)テストしていた。
現像液は、Tri-X用に開発(最適化)した(A)現像液(やや軟調現像液)を使用していた。
カメラはポケットにも入るMinolta-Hi-matic Fを使っていた。
ギャラリーを出た後は、渋谷の駅を目指すのが定番の散歩コースになっている。
渋谷1408-11
現在、Tri-Xは使っていない。
使うフィルムの現像液の調整(最適化)もほぼ終了。
Retro80Sフィルムを使用し、軟調と硬調現像液を切り替えて使う二段現像法でネガを調整した。
渋谷変貌707-44
Minolta-Hi-matic Fは、自動露光なのでシャッター速度、絞りはカメラ任せ。
F:2.7 38mmのレンズが付いている。
ISO:100で撮影したので、おそらくカメラはf:2.7/30秒の露光を選んだと思う。
(フレーミングとピント合わせは、撮る人の裁量)
ギャラリーも青山トンネルも数年前と さほど変わりはないが、
近くのビルが壊され、再開発が始まっていた。
数年前に比べ、高層ビルが増えたようなきがする。
------------------------------
(注) フィルムの感度を落とし(たっぷり目の露光)、
中庸から軟調の現像液で、
現像時間を短くして現像(減感現像)すると、
暗い部分の黒潰を防止し、(覆い焼きで像をだす)
ハイライト部分は、焼き込みで画像がでる、白飛びを防いだネガになる。
銀粒子もでにくく、階調性も高いので、高感度フィルムでたまに使うこともある。

画質優先なら、
Retro80Sも、ISO:50とかIOS:25で使用し、
減感現像した方がいいと言われているが、
半切、全紙まで引き延ばすなら、減感現像という方法もあるだろうが、(テストしたこと有り)
画質は、四つ切り、希に半切なのでRetro80Sで減感現像は考えていない。


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  1. 2021/10/20(水) 10:50:58|
  2. ある場所、ある瞬間
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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