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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

大崎散歩       ビオゴンと呼ばれたレンズ

1936年ツアイスは ContaxⅡ用に ビオゴン 35mm F:2.8というレンズを発売する。
当時一番明るい広角レンズであった。
その後 更に安い価格の オルソメター 35mm F:4.5、ヘラー 35mm F:3.5を発売するが、
ユーザーが求めるのはビオゴンだったという。
コンタックスを購入するの人は金持ちに限られていたので、
一番高いレンズが好まれたようだ。
中古市場を探すと、オルソメターの方がビオゴンより高い値が付いている。
ヘラーというレンズが紹介された記事を読むが、実物を、未だ見たことがない。
戦前のレンズなので、コーティング処理はされていない。(と思う。)
希少価値のレンズを持つことは、コレクターにはたまらない喜びだろうが、
その映りを楽しむなら、安く簡単に手に入る方がいい。

Jupiter-12は、ビオゴンを受け継いだウクライナ製レンズ。
1980年頃まで作られていたと思う。(今も?作っている)
レンズにはコーティングが施されている。
2000年頃、1万円程度で手に入れることができた。
いまでも それほど価格は変らないと思う。
大崎点描1370-37
コンタックスⅠ、Ⅱのレンズは S型ニコンカメラと互換性がある。
Jupiter-12は、そのままニコンSPにつけて使うことができる。
ただし、マウントのちょっとした工作精度の問題か、
硬くて装着できないものもあるので、
購入するときは手持ちのS型ニコンを持っていき、テストした方がいいだろう。
Nikkorの35mmレンズ、F値により3種類ほどあるが、
いずれも中古市場で3万円以上で販売されていることが多い。
画質の良さと、値段を考えたら、Jupiter-12だろう。
大崎点描1370-38 Ⅱ
逆光では、絞り羽の五角形のゴーストが出やすいが、
映りは現代のレンズと遜色ないと思う。

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  1. 2021/05/11(火) 11:09:18|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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