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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

古木の桜         目黒川

まだ3分咲き程度、
中にはまだ開花しない樹の混じるころ、
この樹は花を咲かせていた。
老いた桜1358-6
眉毛に白髪が混じり、
その中の一本だけが長く伸びる。
理髪店の店主が、切りましょうかという。
頷いた。
年をとったと思う。

この桜もそうなのだ。
老いた桜1358-4
太い幹の部分からも芽吹き、花が咲いていた。

以前、一本のフィルム全部を使って、
一つの被写体を撮るということをしたことがある。
撮ってみようかと・・・思ったが、
12カット撮って、終わってしまった。
老いた桜1358-7
艶姿(姥桜)・・・というより、痛々しさを感じてしまったから。
老いた桜1358-9
最後に スポットライトを当てる。
見上げるように、小さなストロボを焚いて撮ってみた。

レンズも戦前のライカについていた、ノンコートのSummarレンズ。
1936年製なので、この古木の桜と同年に近いかも。
優しい描写力だとおもう。
撮る人、撮られる桜、見るレンズ・・・・共に歳を経てきた。
それでも、写真。

デジタルならどう撮るだろう?
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  1. 2021/04/07(水) 10:34:50|
  2. 桜 
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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