コロナ・パンデミックの影響で、電車やバスに乗る機会が減っている。
昔から 殆ど、撮影場所は・・・散歩でいける所なので、
それほど変化があるわけではないが、
それでも、同じ場所だと、同じような被写体になりがち。
どうかして 今までと違った写真を撮りたいものと、
コロナの無聊を埋めるべく、現像液の配合をテストしてきた。

ガード下から見た品川区役所。
狙いは、空の雲。
雲をくっきり出すため、空に露光を合わせる。
中庸なフェニドン系現像液 P(Ⅲd)を使用したので、
ガード下の暗い部分も完全には潰れず、ディテールは残った。

広い空に浮かぶ白い雲を撮るなら、赤いフィルターを使うべきだろう。
持参したオレンジフィルタ-(YA2)を付け、区役所前の歩道橋に登る。

逆光の撮影。
一眼レフなので、太陽を木の幹で隠すことができる。
(レンジファインダーカメラではできない芸当)
もう少し空を暗く落とし、
前景の芝生を明るく、
芝生に落ちる樹の影を
コントラストを効かせて撮りたいものと思うが、
どうしたらいいのだろう?
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Fomapan100の現像液のテストは、終了した。
テストピースを比較して、
(Ⅵ)液(軟調)は (Ⅵ)より(Ⅵf)が、
(Ⅰ)液(D76より少し軟調)は (Ⅰ)より(Ⅰaf)が、
(Ⅲ)液(D76より少し硬調)は P(Ⅲd)よりP(Ⅲa)が、(どちらもフェニドン系現像液)
(Ⅳ)液(硬調)は (Ⅳ)よりP(Ⅳo):フェニドン系現像液が、
(Ⅱ)液(最強調)は、(Ⅱfo)よりP(Ⅱf):フェニドン系現像液が、
良いという結果を得た。
Fomapan100は 軟調現像液向きではなく、
むしろ中庸から硬調な現像向きフィルムのようだ。
これからは、
これらの現像液を、
撮影に合わせ、
どう選び、
どう使うかだろう。
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- 2021/02/18(木) 12:02:18|
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