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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

区界まで       ウクライナ製レンズ ヘリオス-103 53mm f:1.8を使ってみる

ウクライナ製 ヘリオス-103のレンズを三本持っている。
KievⅡやContaxⅡaのカメラに装着し使う分には何の不具合もないが、
Nikon SPにつけようとすると、内マウントの止め近くで硬くなり、
もし装着してしまうと、レンズが外れなく恐れがあった。
そのため、何本か買ってNikon SPにつけられるレンズを探した。

Helios-103のレンズ 
コンタックスⅡを使う人も少ないし、KievⅡを使う人も希、需要が少ないのは確か。
それに、外観がオモチャぽいのか、注目されていない。
10年くらい前、2000円~3000円で購入できたので、3本買っても1万円以下で済んだ。
今は、もう少し高くなっていると思う。

ようやく1本使えるレンズを見つけた。
装着が硬いレンズも、
おそらくレンズの止めピンを、
ほんの少しヤスリで削れば使えるようになるとおもうが、
止めピンが、破損したら・・・ジャンク品になってしまうと思い、実行できなかった。

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少しずつ、散歩の距離を延ばしている。
大田区との区界まで歩いてみた。
区界へ1333-36
戸越公園駅の駅前商店街を抜け、そのまま直進する。
二葉公園で紅葉を見つける。秋の残りだと・・・シャッターを押す。
三間通りを右折し、上神明の天祖神社へ。
区界へ1333-42
神社は年始の準備をしていたが・・・今年はどうなるのだろう?
柚がなっていたので、写真を撮った。

35mmフィルムを使うContax Ⅱカメラのレンズは、ゾナータイプのレンズが殆ど。
プラナー(ダブルガウス)タイプのレンズは少ない。
もともとカメラの設計が戦前のものであり、
レンズも戦前最高であったゾナータイプが使われていた。
プラナーとなったのは、コーティング技術の進歩と、レンズ設計(コンピューター)の進歩のおかげだろう。
このレンズ、発売が1980年代からだろう。
プラナー系のレンズが 主役になっていた。
1980年代まで、戦前設計された基本のまま、
コンタックスマウントのKiev4型がキエフで製造され、販売されていたということになる。
共産国独特の、進歩なき停滞・・・・を示している。
おそらくレンズの設計は、東独側のカール・ツアイス・イエナが行ったと思う。
レンズはウクライナ、キエフにあるアーセナル工場製。

F:1.8の開放絞りだと、フレアーが出ることがあり、解像度に疑問が残るが、ちょっと絞りF:2にすると、
フレアーは消え、レンズの鮮鋭度がびっくりするほど高くなる。
F:2,F:2.8あたりで使うなら、このレンズだろう。
柚にピントを合わせた。ネガを、1260万画素でデジタル化している。
柚の部分、等倍で切り出してみた。
区界へ 等倍
ゾナータイプのレンズより、解像度は高いように思う。
区界へ1333-40
三間道路より坂道を登れば、そこが区界。大田区東馬込に至る。
f:11まで絞りパンフォーカスにしてシャッターを切ってみた。
左右に貼られた住所表示版の文字が読み取れる。
区界へ1333-44
(反射)光線が滲むのは、このレンズの特徴かもしれない。
コントラストも高いし、画像に鮮鋭度も高い、いいレンズだと思う。
ゾナータイプと ボケ方も違う。
しばらく使ってみて、どう撮れるか、テストしておきたいレンズだとおもう。
現像液は、やや硬調に仕上がる(Ⅲd)を使用。
Fomapan100には、この現像液が 一番使いやすいかも。
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  1. 2020/12/25(金) 10:28:33|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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