赤外線フィルムは、晴天で空に白い雲が浮かんでいるときが、狙い目。
太陽の光を背に受けて撮影するのが原則。
曇天での撮影では赤外線フィルターをつけず、
Retro400Sフィルムのような扱いで使っていた。
曇天の空の明かりでR72フィルターをつけて撮ったらどんなトーンになるか、
それも経験の一つ。
R72フィルターをつけたまま、撮影してみた。

昨日撮影した戸越公園のススキ。
曇天で空のフラットな光に、秋のすがすがしい空気感は感じなかったが、
赤外線フィルムとフィルターの組み合わせは、秋の光を浴びて輝く「すすき」を表現していた。
Fomapan100のときは35mmのレンズで、近づける限界の1mあたりでフレーミング、
今回は 28mmの広角レンズで、1.5mくらいの距離から構図を切り取った。
切り取り方も違うし、レンズも、フィルムも違う。
それに決定的に違うのは太陽の光。
ルールに従って遊ぶか、
ルールを見つけて遊ぶか、
そこが分かれ道だろう。
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Rollei赤外400フィルムは、
D76現像液よりすこし軟調に仕上がる(Ⅰf)現像液で現像した。
前回のブログのFomapan100は 同系統の(Ⅰdf)現像液で現像している。
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- 2020/10/23(金) 11:13:20|
- 樹、草、花
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