浅草で遅い昼食をとり、再び都営浅草線に乗り、
次の駅、蔵前で下車、大江戸線に乗り換えようとした。
しかし、大江戸線の蔵前の駅は、地上にでて少し離れた所にある。
案内板をみると、駅は春日通りにあるようだ。
270mほど浅草方向へ戻り左折しろと出ていた。
折角だからと隅田川へでて、遊歩道を歩いた。
浅草の駒形橋がすぐ先に見える。
これなら、この遊歩道を一橋散歩し、厩橋まで歩けば大江戸線の蔵前に着く。
わざわざ地下鉄に乗らなくても良かった。

隅田川の空は広い。
パノラマ写真で、撮りたいところだが、レンズの画角からそれは無理。

一枚撮ったところで、8カット目。
フィルムを交換し、スカイツリーを入れて撮影した。
交換したフィルムはD-76よりほんの少し軟調な現像液(Ⅰf)を使って現像した。
(Ⅲd)が、D-76より 少し硬調な現像液。
画像に起こすと、それほどの差を感じない。
PCのモニター画面で鑑賞するなら、コントラストや画像の鮮明さに違いは感じられない。
しかし、画像を拡大しチェックしてびっくり!

ネガの最高濃度(Up濃度)をどちらも210になる条件で現像した。
結果として、
(Ⅰf)現像では、全体としてオーバー気味(特にハーフ・トーン)の現像になり、(軟調)
(Ⅲd)現像では、全体として抑え気味の現像になっていた。(硬調)
そうなるのは当然と言えば当然だが・・・・・

フィルムに記録された解像度は大幅に変わっていた。
一般に写真フィルムは、
露光を切り詰め、現像したり、
あるいはたっぷりめに露光し、
現像を少なめにかっさりと現像すると、フィルムの解像度は高くなる。
銀粒子ののり少ない、薄めのネガが解像度の高いネガになる。
ネガを観察しただけでは、Up濃度がほぼ同じだったので分からなかったが、
極端過ぎるほどの効果が出てしまったことに驚いている。
(Ⅰf)現像液 まだ改良の余地がありそうだ。
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- 2020/10/12(月) 12:19:20|
- 散歩
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