9月24日 台風12号が、東京の遙か東の海上を北上していった。
発生当初は、九州を直撃するかと思われたが、大きく東に逸れて行った。
東京でも風と大雨の心配があったが、雨も風もそれほどない。
午後、雨は止んだので、勝島運河の護岸の花がどうなったか知りたくて、散歩に出た。
しかし、勝島運河に来たときは、細かな雨が降り出し、遠くは霞んでいた。
折りたたみの傘を広げる。

護岸の遊歩道に人影はなかった。
このフィルムは軟調な現像液(Ⅵf)で現像することにしていた。
これでは、眠いネガになるなぁ・・・と思った。
ほんの一瞬、遊歩道が少し明るくなる。
1,2分のことだった。
ラッキー・・・・こんなこともある。

すぐにボーとした単調なトーンに戻る。
花壇の花を撮りたかったが、軟調な現像液だと、花が背景に溶け込んでしまう。
持参した小さなストロボ(ISO:100でGN:11)をカメラに装着し、撮影してみた。
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古い蛇腹カメラだが、SuperIkontaとしては後期の製品だと思う。(一番新しい)
このカメラにはフラッシュと同期するMとXの接点がついている。
M級フラッシュバルブは最早製造されていない。
(世界のどこかで製造しているかもしれないが、手に入らないし、コストの面からも手を出しにくい。)
でもX接点がついているのでストロボは使うことができる。
60年近く前のオールドカメラだが、
いまでも基本的な撮影なら何でもこなすことができる。
蛇腹をたためばコンパクト、
手に持って歩いていても違和感はないが、
蛇腹を開き、いざ撮影となると、目立つのが欠点。
スマートフォン(Phone-Camera)なら誰も気にしないが、
見慣れない蛇腹式は、好奇の対象になる。
小さな子が寄ってきて、何撮っているの?と質問されたり。(カメラだと認識している!)
小生と同年の老人は、話しかけてくる「それ、銀塩か?」
ブローニーフィルムのカメラは使ってみると 面白い。
趣味としては楽しむのはいいのだが、
一カットあたりのフィルム代が高いのが・・・年金生活者にはきついかなぁ。
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- 2020/10/07(水) 11:30:10|
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