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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

限界まで 

何日か前、新聞を読んでいたら、女性の二輪レーサーの談話が載っていた。
一時はスランプになり悩んでいたが、4輪のレーサーの助言で、吹っ切れたという。
バイクの運転は全て物理法則に従う。
でも、その限界点を見極め、アクセル、ブレーキなどのテクニックを磨きレースに臨む。
そこに無限の楽しさを見いだした・・・という内容だったと思う。
この子(小生からみたら若い娘)、なにか捕まえたなと、感服した。

レースで優勝することも、大事な目標だけど、
愛車にまたがり、愛車と一体となり、
物理の法則の限界を見極めて疾走すること、
そこに無償の楽しさを感じているのだろう。

フィルムカメラも 似た感じがする。
小生、写真レースに 参加する気持ちはないが、
原理の限界近くまで、フィルムを使いこなしてみたいという気持ちは強い。
放置現像9月18日-2
100フィートの長巻きの端切れ、約4コマ分の長さが残った。
パトローネに詰めて撮影。
以前開発した 放置現像法でフィルムを処理してみた。
条件は、軟調(Ⅵ)現像液を100倍希釈し、リールが縦置きになる現像タンクで16時間 室温放置して現像。
その間、現像温度は26℃くらいだったと思う。
Retro400S 放置現像 等倍拡大
この方法の利点は、
①室温であれば、現像温度を一定に保つ必要のないこと。
②現像液の消費が少なく経済的なこと。
③豊かなトーン(白飽和も黒潰れもない)ネガになること。
④フィルムの種類(高感度、低感度フィルム)に関係なく、同じ条件で現像できること。
⑤高精細なネガになること。
いいことずくめのようだが、欠点は
①現像時間が長いこと。(8時間は放置する。それ以上ならいつでもOKだと思う。
  小生は12時間~16時間で現像を止めている。
②現像リールを横に置く通常の現像タンクでは、現像むらがでやすい。
  小生は、縦に置けるようタンクを自製した。(簡単な工作だけど)
  アグファの暗室を必要としない現像タンクなら実施できるが、現在入手できるだろうか?
  Youtubeを見ていたら、外国ではStand Development(静置現像法)として有名で
  解説者は現像むらを”Bromide Drag”という言葉で説明していた。
③現像液によるのだろうが、フィルム表面に(おそらく)銀の細かな粒子が付着し、曇った感じのネガになる。
石けんで優しく洗い流す手作業が必要。フィルム面に傷をつけないよう細心の注意が必要。


デジタルになり、一枚の写真を仕上げるのに時間がかかるフィルムは敬遠されている。
白黒フィルムの種類は減ったとはいえ、まだ、選択できるバラエティーはあるが、
現像液の種類が少なくなり(D76かロジナール)、現像することに価値を置かなくなったこと。
静置現像はYoutubeで調べれば、実際の操作もわかるので、真似ればいいが・・・・
そこまで 熱心に行う人も少なくなっている。


写真は 自然科学の法則を基に作られた機械で撮る。
法則以上のことはできないけど、
フィルムの原理は簡単。人が関われる余地は広い。
その限界への挑戦する人が、いても いいと思う。
---------------------------------
昨日 東京の新規コロナ感染者は220名となった。
予想は、
MAX 230名(感染者指数から)、
おそらく190名(対数近似から)、これがもっとも確率が高い。
そして現像近似予想から100名(希望的)と思ったが、
悪い予想が当たってしまった。
そろそろ 東京もGo to キャンペーンが 始まるらしい。
10月になったらどうなるのだろう?
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  1. 2020/09/19(土) 11:44:58|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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