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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

破堤したトーン

軟調な現像液と、硬調な現像液を 途中で切り替え、二段でフィルムを現像すれば、
フィルムのトーンを (理論的には) 軟調から硬調まで無段階に調整することができる(はず)。
とは言え、やはりコントロールは難しい。
暗部を潰さない硬調なトーンの写真に挑戦したとき、最後の手段としてつかうことが多い。
そうすると、ときとして一本のフィルムに中にトーンの破堤したコマも混ざる。
破堤したトーン1287-26
明るい部分からハーフトーンまでは通常の現像に近いが、
光の当たらない暗部にまで、現像が過度に進行することがある。
その効果はソラリゼーション現像に似る。
破堤したトーン1287-31
被写体の光の当たり具合、現像液の切り替えのタイミングを選ぶと、
たんなる硬調なトーンのネガではなく、
時としてソラリゼーション現像とはまた違った、
面白いトーンのネガが作成できる。

でも それが可能なのは今のところRetro80SとRetro400Sフィルムだった。
(Tri-X,Kentmere400 ,RPX400のフィルムでは試していない。)
Fomapan100,Acros100,上海GP3では、白黒の対比の大きな(美しい)硬調なネガができるだけ。
この効果はでなかった。
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  1. 2020/07/02(木) 11:50:48|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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