家のなかに引きこもり状態。
妻は、
以前なら、毎週一度くらいの頻度で、
気晴らしもあるのだろう
渋谷や銀座へ出かけていたが、
二月になってからは、出掛けない。
毎日 戸越銀座の商店街に買いものに出ていたが、
この頃は週に2回程度になっている。
買うもののリストを作り、それから出かけるので、
家を空けている時間も少ない。
時々 妻の許可(ひとこと断って)デジタルカメラを持ち、視察と称して街を散歩するが、
店の中に入って買い物をすることはない。
人ごみの多い所は、避けて歩くようにしている。

ゴールデンウイークに入った最初の土曜日。(4月25日です。)
晴れて気持ちのいい日だった。
午後2時半ごろ歩いたが、やはり人の数は減っている。

スーパー前に置かれた自転車の数は、19日(日)より多い。
日曜にはいなかった警備員も立っていた。店内はそれほど混んでいるようにも見えない。

鮨屋には3名ほど客が入っていた。
人気店で、奥に座敷があり、カウンターと座敷を含めたら20名は入る。
寂しいものだなぁと思う。
鶏のから揚げ屋は、2,3年前にできたものと・・・記憶は定かではない。
人気店で土日は、店の前は行列ができていたが、今はなくなった。
この数なら、外出自粛80%は達成している。

飲食(食堂)、食品、ドラッグストアーを除けば、半数以上の店舗は休業している。
寧ろ問題なのは、早々店を閉じることを決断した店が出てきたこと。
これって、コロナウイルスの感染拡大が、都民の自覚のなさによるものなのだろうか?
感染の拡大にたいし適切な対応をしなかった政府を棚に上げ、
「国民の者ども、政府のお達しだ。行動を自粛せよ」と・・・責任転嫁しているだけのような気がしてならない。
----------------------------------------
政府の専門者会議には その道のスペシャリストが揃っていると思いたいが・・・・
会議に参加した委員や会長から毎回、自粛率の数字がでても、
その根拠となるデーターは一切出そうとしない。
ただ、「まだ80%の自粛率が達成できていない」と述べ、
自粛率を達成するためには こういうことをしてくれという注意がでるだけ。
これは、専門者会議の役割を誤っているのではないか。
政府責任者が説明すべき事項だろう。
専門家会議は あくまで科学的知見を開示すべきだ。
既に、そんな対策、都民は考え実行している。
妻は、専門者会議の放送をみて、「そんなこと専門家が話す内容か」と憤慨していた。
独立した専門家会議の意見を聞いて、対策を練って発表する、
それが責任ある政府(官邸主導の政府)がすべきことだろう。
これもまた、政府の常套手段、政府の糸ひく専門者会議を作り、
政府の意向を受けた委員に代読させ、政府は責任を転売?
いつもの手かなぁ。
こういう事態になると、誰がリーダーなのか分からなくなる。
これは、日本特有の現象だろう。
すくなくとも他国の首相・大統領は、いい悪いはさておき、当事者意識をもち前面に出ている。
菅官房長官がでてきて
「それには当たりません。適切に処置しているものと承知しています。」と一言、会見を終わらせる、いつもの手かなぁ。

専門者会議は、感染数理プログラムで、感染をシュミレーションしているはず。
その結果を計算の基になったデータ含め開示し、説明してほしいものだと思う。
エクセルのセル一つずつに計算式を埋め込み、計算してみたが(プログラムで行う数理プログラムと、基本的には同じ)、
パラメーターの数字が、ちょっと変化しただけで、計算結果は「天と地」、「天国と地獄」の差になる。
パラメータの入れ方で、自粛による濃厚接触の削減率50%でも、PCR検査を拡充(拡充するのは政府の責任)して、
感染者を捕捉できる率を70%まで高められたら、感染の収束の道筋は見えるという結果になった。
今、日本のPCR検査は検査数が少ない。(これはずっとマスコミで問題視してきた)
おそらく30%前後と推察できる。
東京都のサイト、「都内の最新感染動向」のデータによると。
PCR検査数の累計は4月25日現在、健康安全センターで9827件
保険適用で民間で検査した件数を合わせると、25980件になる。
累計陽性者は3836名なので、陽性者の発見率は14.7%になる。
韓国では発見率が数パーセントだったと記憶している。
日本のPCR検査数は圧倒的に少ない。(あと3倍は必要)
日本の感染者は PCR検査で陽性と判断された人の3倍(捕捉率33%)から5倍(20%)
もしかしたら10倍(10%)いるかもと 言われている。(たんなる憶測ですが・・・)
感染を防止する方法は2つ。
①人の行動を更に抑え、削減率の向上を目指すか、(政府はその方向。感染が拡大したら 削減できない国民に責任を押し付けるつもりだろう)
②PCR検査を拡大し、感染者の捕捉率をあげ、感染者の隔離・治療するほうに向かうか(検査と治療は政府の事項、やりたくないのが見え見え)
だろう。
PCR検査を増やすなら、検査と治療は分けて行い、院内感染を防ぐのが・・・常識だと思う。
都道府県は②へ舵を切り出した。政府はようやく追認した形。
政府側のリーダーは誰?姿がぼんやりしている。
TVによく出てこられる感染症専門の女性大学教授が、
流行が始まる前から 警鐘をならし、
検査と治療の分離、PCR検査の拡充を訴えてきたが・・・・
なかなか、そうはならない。
制度上の問題があるのだろうなぁ。
この辺りこそ、組織改革が必要だろう。
米国の感染専門家はいい。
トランプ大統領の発言を即刻(きっぱり)否定していた。
日本の専門者会議のメンバー、
肩書は凄いが、話の内容が薄く、頼りない印象を受けている。
御用学者の集まりとは思いたくないけど。
スポンサーサイト
- 2020/04/26(日) 15:09:43|
- デジタルカメラは記録機器
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0