春分の日の夕方 大崎駅近くで撮った桜。


同じ桜を 違ったところ所から切り取っている。
一本の桜でも、見方で違って見える。
現実がどうなっているかを判断するには、
自分の見たものだけで決めるには難しい。
そのためには、たとえ自分の考えに不利なデータであっても、
多面的にデーターを集め 合理的な結論を導き出すことが必要。
毎日「都内の最新感染動向」をチェックしている。
あと一週間で累計の感染者が200名を越えたら危ないなぁ(爆発か)と思ってしまう。
これは 小生の判断だが、判断材料が少なすぎる。
感染研には全国のデータが集められている。
それを使った精度のあるシュミレーションは政府機関のなかにすでにできていると思う。
3.11の原発事故の時、放射能汚染はどう進むかコンピュータによるシュミレーションできていたのに
シュミレーションを参考するより、政治判断を優先させ避難計画を作った苦い経験がある。
「あなた方は私たちを失望させている。あなた方は、やったふりをしているだけ。」
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが 国連で発言したとき そんなことを言っていた。
聖書の世界観からすれば、
ノアの箱舟、天変地異説のようなもの(子供のたわごとだ)と かたずけることはできるが・・・
「やったふりをしているだけ」という言葉は重い。
誠意をもって丁寧に説明すると言いながら、少しも問題の核心に触れず、
それはもうすでに 説明済みという態度の首相の元、
今回も「やったふりをしているだけ」になりはしまいか?
人間の力量は、こういう非常時にハッキリでる。
地方の知事は、待ったなしの力量が試されている。
それというのも、知事は直接選挙で住民に選ばれているからだろう。
北海道、和歌山の知事は点数が高い。
大阪知事の政治判断もいいと思う。(非公開資料、役人はなんでも秘密にしたがる。)
兵庫県にも厚生省から同じ非公開の警告書は渡っていたと思う。
「兵庫県に相談なく」と非難すべきことではないと思う。
さて 東京の小池百合子知事はどうなのだろうと・・・・今日の会見に注目している。
桜が咲き、いい季節になってきた。
イベントの自粛要請(政府はやったふり)をしても、
判断は興行主に任せるでは 政治の責任放棄だろう。
せずに倒産するくらいならと、リスクを取る興行主も出てくる。
イベントが実施されると、マスコミはニュースの話題に取り上げ、
コメンテータの意見や、県の知事のコメントを伝えるが、
そのイベントでクラスターが発生するかどうかは 4,5日経たないと判明しない。
まだ感染爆発していないので、たんなる話題で終わってしまう。
街に人が出て、花見の賑わいもあるし・・・・
日本は特別なんだという感情まで醸し出されている。
しかし、感染爆発したら、首相・政府に厳しい目が向けられるだろう。
収束に向かうか、爆発するか、一般の市民が知るのは、あと 一週間後かなぁ。
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- 2020/03/23(月) 11:57:32|
- 桜
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