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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

上海GP3フィルムを使ってみた。

フィルムは いつでも欲しい時 入手できないと、ちょっと不安。
今フィルムは ネットで購入しているが、
上海GP3フィルムは、よく使うネットショップでも、あまり見かけない。
供給に不安はあるが、35mmフィルムを5本ほど買ったので、試し撮影をしてみた。
もし、100フィート缶が手に入るなら、有力な候補の一つになるのだが・・・
ISO:100のフィルム、母が使っていたCanonetに詰めて使ってみた。
12月散歩1253-2
キャノネットはシャッター速度優先のオート露光ができる。
シャッターを1/125秒に固定して使用した。
半押すると、針が適正露光の所で止まるようになっている。
最初のカットがこれ。
光の具合から(経験で)、f:8くらいの絞りでシャッターが切れると思ったが、
実際に切れたのはf:16近くになっていた。
一瞬 内蔵露光計の故障か?と思った。
オート露光を切ってマニュアルで撮ろうか・・・それとも露光計の感度ISO25に変えて・・・
と、ちょっと戸惑った。
ASA(昔の感度目盛り)セットレバーを確認したら、400になっていた。
なんだと、100にしてせっとし直して撮影。
シャッターはf:8とf:11の中間で切れた。
壊れていない、使える。
12月散歩1253-4
白黒の対比の美しさが好きな人なら、光は控えめにして、現像を押す(増感)のだろうが、
小生の好みは、光をたっぷり入れ、やや軟調な現像液で、暗い部分の潰れをなくすこと。
その点では、ローライブランドのRetro80S、400S、赤外400が 好み。
そうも言っていられないのが、昨今の白黒フィルム事情。
安く、供給が安定してるフィルムを120フィルムの常用にするつもりでいる。
その候補がチェコのFomapan100と400、それに中国の上海GP3だろう。

GP3の現像はD76あるいはD23(コダックの軟調現像液?)で20℃10分となっていた。
Acros100やNeopanSSは、D76現像液で20℃7分で現像する。
富士のフィルムより少し遅い。NeopanSSで10分現像したらISO:200くらいだろう。
(Ⅰ)現像液を使い、Acros100用のデータを使用し、Acros100と同じ条件で現像してみた。
ほぼ期待通りのトーンのネガになった!
画像を拡大し銀粒子の画像をチェック。
12月散歩ISO100等倍
ISO:100で撮影したものは、銀粒子の粒界は詰まっていて、Acros100に似ている。
12月散歩ISO400等倍
IOS:400で撮影したものは、暗い部分は潰れてしまったが、銀粒子の出方は、10年ほど前テストで撮影したNeopanSSにi似ている・・・というより、それよりいいかも。

最初 キャノネットにフィルムを詰めるとき、なんとなく 以前使ったような気持がしていた。
フィルムが硬い・・・・
現像してみたらAcros100の条件で、Acros100のようなネガ濃度に仕上がっていた。
現像結果は使いやすい、かなりいいフィルムでは!?
ベースのフィルム(硬さ)は富士フィルムのに似ている。

改めてパッケージを見る。
上海GP3とAcros100DSC04865
パトローネを入れるプラスチックの容器が、同じだった。
リサイクルマークから、寸法まで、同一の工場で作られたもの。
おそらく、日本の包装容器メーカー製だろう。

GP3・・・富士フィルムとの強い関係を感じさせる。
普通 現像するとパーフォレーション部に、
フィルムのロゴやコマ番号などが出てくるが、
GP3フィルムには、それがない。
そのようなフィルム、チェコのFomapan以外に小生は知らない。

フィルムの製造設備は旧ソ連邦の国から来て、
製造が始まり(中国では映画フィルムの需要は高い)
文化大革命後、改革開放で諸外国に門戸を開いた時代になってから、
富士フィルムとの提携で、フィルムレシピがもたらされたのかも。

一旦生産を止めたフィルム、
AcrosⅡフィルムと名前は変えたが、フジフィルムの同じ工場で作っているとは 思えない。
イルフォードなどの(この会社が一番 可能性が高いと思っていた)会社にレシピを開示し、
OEMで製造委託していると 思っていたが・・・・分からなくなった。・・・・中国製かも。
どうであれフィルムが手に入れば(安定的に)いい。
それにGP3 いいフィルムだと思う。

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  1. 2019/12/27(金) 19:05:30|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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