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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

北品川 旧品川宿近くを散歩        Canon Autoboy Luna35 / Retro80S film

コンパクト・フィルムカメラ、Canon Autoboy Luna35を手に 北品川あたりを散歩したとき撮影したもの。
昭和初期に建てられた棟割風長屋だと思う。
北品川1240-32
去年来たときは まだ人の住んでいる気配があったが、
いまは、それを感じない。
この横丁も早晩 取り壊され、タワーマンションになるのかも・・・
北品川1240-30 Ⅱ
北品川1240-31
これは 戦後、昭和30年頃に建てられたものでしょう。
北品川1240-3
品川再開発の余波が この地区にも及び、
高層ビルが運河(船泊り)近くまで押し寄せていた。
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カメラは同じでも、フィルムを替え、違った現像液で現像すると 画像のトーンは変化する。
一つ前のブログでは Seagull-100のフィルムを使い、(Ⅰ)現像液で現像した。
今回のブログでは Retro80Sのフィルムを使い、現像は(Ⅵ)現像液で行なったもの。
画質の変化は、カメラを変えて撮るより はるかに大きい。
コンパクトカメラで撮ろうが、高級ブランドのライカで撮ろうが、ニコンで撮ろうが、
フィルムと現像液が同じなら、それほど大きな違いにはならないと思う。

昭和30年代、財力のない写真好きは、いいレンズを一つだけ買い、
安価な国産カメラにつけて 使っている人が多かった。
カメラは違うが、レンズはライカ(高級カメラ)と同等品、それに同じフィルム、 
撮った写真に差などできるはずもないと・・・・自分に言い聞かせていた。
それが、金力に乏しいカメラ愛好家の正しい選択だった。

デジタルカメラでは どうなっているのでしょう?
レンズ、画像素子、画像エンジンの出来が違うので、
やはり高価な高級デジカメでないと、いい写真は撮れない・・・?
(時代は更に進み、今はPhone-Camera時代だという気がする・・・・その後にはAI-Cameraが控えている)
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現像液を自分独自の配合で使う人は少ないだろう。
市販の現像液から選んで購入し、説明書に従って現像するのが普通。
そこから、伝説が生まれる。なにか特別な成分が少し入っているのだろうと・・・
X-TOLがいい、D76だ、ロジナールがいいと。
もともと、化学を勉強し、化学系会社で研究開発をしていたので、
そんな精神は持ち合わせていない。

会社を卒業し、自由の身になって 遊ぶ時間はある。
自分で各成分の効果を確かめ、現像条件によりどう変わるか、
実験で確かめ現像液の組成を決めていった。
できれば 研究所にあった機器分析が使えたらなぁとは 思うが、
それでも、どうにか実用に耐える現像処方と現像法はできた。
これも 趣味の範囲でしょう。遊ぶには最適です。

(Ⅰ)現像液は中庸な現像液、D-76とほぼ同じようなトーンに仕上がるが、より少し硬調現像かも。
(Ⅱ)はかなり強烈な硬調現像液、いまのところあまり出番はないが、もう少し配合の最適化が必要と思っている。
(Ⅲ)軟調(超)微粒子現像を狙ったが、今のところ使った実績なし。おそらく使うことないでしょう。
(Ⅳ)硬調現像液、フィルムごとに最適化を試みたので、少しずつ成分量を変えた液ができた。(Ⅳx) X=null,o,a,b,f,zの5種あり。
(Ⅵ)は軟調な現像液、もっと軟調な現像液も作れるが、Retro系フィルムでは これで十分と判断。
(Ⅶ) (Ⅰ)の超微粒子現像タイプ これも使った実績はない。
このごろのフィルム 銀粒子が小さく、粒界も滑らかで目立たなくなった。
超微粒子現像液を必要としたのは、昭和30年代までだろう。
超微粒子現像液を積極的に使う必要は感じていないが、
どうやら富士フィルムのミクロファイン現像液 今も市販されているようです。
ありがたがって使っている人、まだいるのだろうなぁ。
小生は とっくの昔、使用をやめましたが、
棚を探したら、昔使った、
小さな缶入りのミクロファイン・・・50年くらい前のものだが多量に出てきました。
パンドールやスーパープロブドールの袋入りも出てきました。
捨てるに捨てられない。
きっちりと密閉されてた現像液(粉末)なので 
今でも水に溶かせば使えるでしょうが、
さてどうしたものか??
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  1. 2019/12/03(火) 17:15:57|
  2. 品川宿
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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