2月の初め頃、妻の携帯に(小生の)妹からメールが届く。
ようやく孫が生まれたという。
生後間もない写真も添付されていた。
姪は去年結婚。晩婚だった。
10月になって、用事があり、妹に電話し、用件を伝えた。
返ってきた言葉が「今、孫を連れてきている」という。
書類は郵送するつもりだったが、
それではと 書類を持って、妹の家に出向いた。

今は、携帯で簡単に撮影し、
それをメールに添付して送ることができる。
確かに優れた点だろう。
「伝えたよ。こんな具合です。」と伝えられても、
それを携帯・スマホの画面で確認するだけで、
記憶に残っていけるものだろうか?
送ってもらった画像を、
プリントしてアルバムに貼る、
あるいは額に入れて飾る人
どれだけいるのだろう?
画像はメモリーに記録されているので、見たければそれを読み出せばというが・・・・
時が流れると、メモリーが壊れたり、フォーマットの違いから読み出せなくなったりすることもある。
思い入れのある写真は、
紙にプリント、あるいは印画紙に焼きつけ、
「もの」として保存するのが、一番確実だと思う。
6×9の中判カメラで撮ってる。
それをスキャナーで取り込み約7千万画素のデーターに変換。
顔料プリンターで、A4サイズの光沢紙にプリント。
印画紙なら六つ切りくらいの大きさになる。
白飛びも、黒潰れもない豊かな階調、
ぶつぶつの銀粒子は出ていない。
(モニター画面では分からない)細部のディテールも はっきり出ている。
プリントし、手に取ると、はっとする美しさがある。
これは、モニター画面ではまだ表現できないレベルのもの。
プリントし、手に取り、そして額に入れて飾る、
あるいは台紙に貼り、書棚に納める。
これが、白黒(フィルム)写真の楽しみ方だよなぁと思う。
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プリントし、表紙つきの台紙に貼り、二部 妹のもとに郵送した。
メールをチェックするが、まだ着いたとの返事はない。
別件の用事もあるので、夜にでも電話してみようかと思っている。
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- 2019/11/18(月) 10:32:42|
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