FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

レンズの眼、カメラの眼、フィルムの眼

6×9cmのネガの写真が撮りたくて、ツアイスの古いカメラSuper Ikontaを買ってしまった。
Super Ikon 本体
新宿の中古カメラ店を回ったが、6×6や6×4.5のSuper Ikontaは有ったが、6×9はない。
そこでインターネットのオークションサイト、「ヤオフク」で探し、
安い中古品(ほとんどジャンク品)を落札した。
-----------------------------
全体に塗装が剥がれ、きれいなものではない。
レンズには曇りがあったが、それ以外のカメラの機能は、動作していた。
レンズを取り出し洗浄したら、曇りは取れ、ほとんど傷らしいものはついていない。
使い方を知っている人が使っていたのか?蛇腹にピンホールは一つもない。
外観の傷みがひどいので、ピンホールがあるのではと覚悟していたのだが、うれしい誤算。
Super-IkontaDSC04562.jpg
裏蓋のモルトを交換。
距離計は、擦りガラスをあて、ルーペで確認したが、正確に一致していた。
しかし、フレーミングするファインダーがないことに気がつく。
6×9cmのフォーマットで105mmレンズなので、
35mmフィルムカメラに換算すると42mmくらいのレンズに相当する。
幸いなことにS型ニコン用のズームファインダーを持っていたので、
それをつけることにした。
シャッター操作が左手というのは、右利きの小生には使いにくい。
レリーズをつけて右手でシャッターを切れるよう改造した。
これで 重さは1kgくらい。
Nikon Fに50mmレンズ付と ほぼ同じ重さであった。
フィルターはかぶせ式になるのだが、今となっては、入手はほとんど難しい。
かぶせ式のステップ・ダウンリングを自製した。
これで、Φ40.5mmのフィルターを使うことができる。(Φ40.5mmのフィルターは各種持っている)
-----------------
Canon Autoboy 1994年1月17日に亡母が購入したもの。
2000年頃にはコンパクトデジカメを母は購入し 以後使っていたから、
1994年から1999年までの5年間使ったもの。
フィルム式のコンパクトカメラとしても、
最後期にあたり、完成形に近いものではないかと思う。
Super Ikontaは Opton Tessarが付いていたので、おそらく1952年か1953年製、
シンクロコンパーシャッターが付いていた。(Opton Tessarとシンクロ・コンパー付きだったこと、そして安かったことが落札の決め手)
2つのカメラをもって テスト撮影した。
Canon Autoboy1240-11
Super Ikonta1239-2
電子化され、完成形に近づいた時期のコンパクトフィルムカメラと、
中判の機械式カメラで携帯性にこだわった蛇腹式カメラ、
ブログに載せる程度の小さなものなら、画質に優劣はつかない。
操作性、フィルムのコストを考えたら、Canon Autoboyのほうが断然いい。
しかし、4つ切りや半切まで大きくしたなら 圧倒的にSuper- Ikontaの画質はいい。
35mmの高級カメラでも この画質には届かない。
Mamiya Pressには手こずるが、Super Ikonta意外と使いやすかった。
どちらも使って面白いカメラであることに変わりはない。



スポンサーサイト



  1. 2019/11/01(金) 19:02:44|
  2. フィルムの眼
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<巣鴨にて              Super Ikonta Opton-Tessar 105mm F:3.5の切れ味 | ホーム | ラシャカキ草     クローズアップ写真を撮る>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/1509-d5b53a4b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (116)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (80)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR