PAM-BRATARという スクリュウーマウントのレンズを持っている。
第二次世界大戦のとき、ライカが輸入が止まった米国で、
需要を見込んで開発されたレンズ。
残念ながら 完成したとき戦争は終わり、あまり売れなかったようだ。
そのレンズが 日本にあるのは おそらく朝鮮戦争で 日本に来た米国軍の人によってもたらされたものだと思う。
レンズには、ブルーのコーティングが施されている。製造した会社はニューヨークにあったというが、今はもうない。
105mm F:4.5の望遠レンズ、ポートレートを撮るなら うってつけの画角だろう。
そのレンズが、防湿庫の中で眠っていた。
何を思ったのか・・・・使ってみたくなった。
ただし、今までの撮影結果は、ピントがうまく合わないことが多かった。
レンズのバレルの繰り出し精度がよくないのか、
小生の腕が悪いのか?
デジタルカメラにつけて ピント合わせして撮ると、
切れのいい、色のくっきりした写真が撮れるので、
レンズそのものの光学的な精度はいいのではないかと 思っている。
今は珍しいトリプレットのレンズらしい。
レンズの枚数が少ないので、コントラストの高い写真が撮れる・・・・・はず。
夕方、戸越銀座の通りを散歩した。

戸越銀座でも 素敵なひとは 歩いています。
ピントは顔から少し外れてしまったが、素敵さ出ているなぁ。

存在感のある人だと思う。
スナップは秒撮が基本。
あれっと思った瞬間には、小生のカメラ下げられている。
誰も自分が撮られたとは思わないだろう。
撮影結果は画像の崩れが大きくて ぼんやりとした画質になる。
秒撮による手振れかも・・・・

戸越の猫娘をモデルにしてテスト撮影。
手振れが原因とは言えないようだ。
f:4.5開放絞りなので被写界深度が浅く、画質(解像度)もよくない。
古いレンズ、絞れば急速に解像度は上がる。
絞りをf:8程度まで絞れば・・・・スナップに使えるだろう。(ISO:400のフィルムを使えばいいということだろう)
しかし、そもそも こんなスナップ写真、撮っていいものか?
考えないといけないこと いろいろ出てくる。
いま思案中。
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- 2019/09/10(火) 12:52:52|
- Street Photograph
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