梅雨の晴れ間 武蔵小山周辺を散歩。

露光に過不足はないだろう。
YA2程度のフィルターを付けて撮影したら、
空はもっと暗く落ち、コントラストのくっきりでた写真になったと思う。

一絞りほど露光を増やし撮影した。
二段現像しているので、白飛び(白飽和)は防げていると思う。
黒潰れもない。

光のダイナミックレンジは広い。
露光を 明るいところに注目し合わせるか、暗いところを選ぶか?
白黒のコントラストの美しさにを狙うか、白から黒まで整った写真を狙うか?
露光の選び方、現像液の選び方、現像法は、撮る人の裁量に任されるべき。
この撮影では、豊富なトーンのほうを選んだ。
50年ほど前、写真を撮り始めた頃は、豊富なトーンの写真が多かった。
しかし、1970年ごろだろうか、コンポラ写真が叫ばれ、
白黒の対比でProvoke するという、銀粒子のでた写真が増えてくる。
今になって、あれはなんだったのか?と思うこともある。
1960年中頃から1970年中頃までの10年間、
確かに、日本の写真の輝いた時だったかも知れない。
デジタルになり、
昔だったら、撮るのが難しかっただろうと思う美しい写真・すごい写真が、
簡単に撮れるようになり、巷に溢れている・・・・
しかしそれに反比例するように、心に突き刺さるようなprovokeする写真はなくなっている。
写真が面白くなくなっている。
どうしてだろう?
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- 2019/08/13(火) 13:56:41|
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