戸越銀座の地名は、関東大震災で瓦礫となった銀座のレンガを運び、
道路に敷いたことに由来する。
当時、道路に舗装はなく、晴れれば土ぼこり、雨が降るとぬかるんだのだろう。
それ以来、戸越銀座の道は舗装されるようになる。
戸越銀座の通りは、そのまま三ツ木通りへとつながる。
幼児の頃の記憶をたどると、
戸越銀座の通りから三ツ木通りに入るところで、砂利道になっていた。
戸越銀座通りと三ツ木通り、今でも道路の舗装は異なっている。


地名としては「三ツ木」のほうが古くからあると思う。
地名の記憶として、三ツ木小学校の校名が残っている。
しかし、住所表示には使われたことがないようだ。
今は西品川となっている。このあたりは二丁目だろう。

三ツ木通りから見た大崎駅の方向。
高いビルは、国際自動車の教習所跡にできた住友不動産の大崎ガーデンタワー。
大崎駅にも近いが、住所表示では西品川一丁目になる。
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今、Retro80Sフィルムは (Ⅵ)+(Ⅳz)の二段現像でネガを作っている。
今までとは ちょっとトーンの異なった写真になるので
それを楽しんでいる。
工夫できる範囲があるのがいい。
写真は趣味、遊びに過ぎない。
職業に選んだわけではない。
プロのように完璧な写真は求めようもない。
それでも 工夫したら工夫したなりに、徐々に思い描いたトーンになっていく。
たとえ それがうぬぼれに過ぎなくとも 趣味です・・・・それでOKだろう。
趣味は、工夫し、楽しむこと、それに尽きると思う。
シャッター押したら、きれいな写真が撮れている・・・工夫できるところが少ない。これでは趣味にはならない。
今 (デジタル)写真は趣味として遊ぶものではなく、コミュニケーションの道具になったのだろう。
「Phone-Cameraが趣味です」という人はいないだろう。
スマホに備えられた機能を使ってコミュニケーション、
情報のやり取りをするのに欠かせない器具になっている。
趣味でスマホを使いSNSしていますという人いるのだろうか?
でもデジタルカメラは映像ビジネスでは有能な装置だ。
結果を求められるプロは、デジタルカメラを使って仕事をこなしている。
楽しいから使っているのかどうかは わからない。
時代の流れに乗れず、取り残された頑迷な者は、
フィルムカメラを首からぶら下げ、近所を徘徊し、写真で遊んでいる。
もう写真の時代は終わっているのに・・・・
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- 2019/08/06(火) 07:03:47|
- 散歩
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