ジャンク品のマミヤプレス-Sを ヤオフクで落札。
ジャンク品 そのままでは使えない。
本体を分解して内部を見ると、カメラが大きいので、
メカはシンプルにできていて、どう動くのかよくわかる。
カメラは精度、そこに触れないよう掃除すれば、簡単に直る。
二重像を調整する螺子はすぐに見つかるし、ファインダーの曇りは、分解し、掃除するのも簡単だった。
直してみると愛着がわく。
使ってみたら やはり面白い。

絞りをf:11まで絞って撮影しているので、先鋭度(解像度)は周辺まで崩れていない。
フィルムのフォーマットは 6cm×9cm。
上下を少しカットして4.5cm×9cm のパノラマ風写真にしてみた。
元画像は、ネガを3200Dpiで取り込んで約7千万画素のデジタル画像にしている。
ブログに載せるときは その画像を縮減し1/100程度の大きさにした。
今 使用しているPCの画面の画素数は100万画素程度なので、これで十分だろう。

f:5.6では 周辺部の画像が少し崩れたが(レンズが硬いものとぶつかった時の後遺症だろう)、
f:8に絞って撮影すると、その崩れはなくなる。
下の部分に道路が入っていたので その部分をカット。6cm×8cmくらいのネガ部分です。
大きく伸ばしたら、戸の化粧版(おそらくメラミン樹脂)の木目の文様まで、精細に描写できている。
モルタルの材質感・・・デジタルではこうは撮れないだろう・・・と勝手に想像し、悦にいっている。
f:8以上に絞って使うなら問題ないし・・・・開けて撮影したら・・・・それなりに面白い写真が撮れるかも・・・・
と思えばこのカメラに愛着が湧き出した。
大きいフォーマットのフィルムを積極的に使う理由は・・・・本来、小生の趣旨からしたら無い。
四つ切程度に伸ばして見ることを目的に 写真を撮っている。
35mmフィルムで撮影すれば四つ切までOKで伸ばせる。
わざわざブローニーフィルム(120)で撮る必然性はない。(フィルム代もかかるし)
それが、家のカメラ「マミヤ-6」をやめて Nikonにした理由。
今も その考えに変わりはないが・・・・
マミヤプレスは、Nikon Fより Nikon SPより・・・・もっと写真の原理が露わにでたカメラ。
無骨で、シンプルな構造だけど、間宮光機の技術屋さん達の創意工夫を感じる。
面白い、使いこなしてみたいという気にさせてくれる。
写真は、冥土に行くまでの、手慰み、
趣味ですから、これでいいのだ。
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- 2019/07/23(火) 22:59:01|
- 都会の景観 Tokyo
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