梅雨のころ。
細かな雨が降り 散歩できない日が続いていた。
小さな庭にも雨は降り、
水滴が庭石と葉を濡らしていた。
マミヤプレス-Sは簡単な構造。
レンズは固定式、蛇腹を使ったあおり機構もない。
その分 少し軽い。普通に撮るならこれで十分だが、接写撮影はできない。
暇だ。
もう少しアップで撮ってみようと MamiyaPress Suer-23を取り出す。
庭石と怪しい植物が 鬩ぎあっているようにも感じた。

バックの蛇腹を伸ばし、約50cmまで近づいて接写撮影。
白黒のコントラストを付けたかったのでオレンジフィルター(YA2)を使用して撮影した。
白黒のコントラストの大きな写真を撮りたかったら、
①フィルムを替える(オルソタイプのフィルムにする)
②現像液を替える、(軟調現像液を硬調現像液に)
③フィルターを替える、(黄色から赤色へ)
④露光をコントロール(少な目に露光し、現像を押す:増感現像)
フィルムで撮影するなら それぐらいの選択肢しかない。
Acros100フィルムを使っているが、現像液は(Ⅰ)液を使っている。
トーンをコントロールするとしたら 残された手段は③と④しかない。
Acros100フィルム 既に生産は終了。
今後入手できないフィルムのテストを行なっても、何にもならないと、
それ以外の現像液の現像データは作らなかった。
しかし、ネットを検索していると、
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1189352.html
「富士フイルム株式会社は6月10日、
黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS II」の開発を発表。
2019年秋に35mmサイズとブローニーサイズを発売予定としている。
販売価格は未定。」
の記事を見つける。
まだ10箱ほど120フィルムは冷蔵庫の中にある。
価格が安ければ 使うことになるだろう。
そうであれば、現像実験して、現像データを作る。
安くなかったら、Acros100を卒業。
現像液のデーターがそろっているRetro80SやRetro400S, Rollei赤外400を使うことになるだろう。
この秋の「ネオパン 100 ACROS II」を 楽しみにしている。
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- 2019/07/19(金) 14:39:35|
- 黒い花 怪しい花
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