いいなぁと思ったら それが逃げないうちに さっと撮る。
それが 写真撮影の王道。
それを真似て、これ面白いと思った瞬間 カメラを構え撮ってみるが、
現像があがり画像を確認すると、エッこんなだったかと失望する。
写真のできは、カメラの眼がないから致し方ないが、
あのとき感じた「いい」という感覚は何だったのか、
それを確かめようと、懲りずに何度も 同じものを撮ってしまう。
その瞬間 写真の王道から足を踏み外していることになるのだろう。
この龍舌蘭も 其のうちの一つ。

ソラリゼーション現像し、ネガを作ってみた。
ソラリゼーション現像しているので トーンは部分反転している。
できた銀塩画像を ネガフィルムと見ても、ポジフィルムと見ても随意だろう。

ポジフィルムとして画像にしてみた。
ネガでもポジでも、怪奇さグロテスクさは変わらない。
これは カメラの眼というより、フィルムの眼だろう。
トーンが怪しい。
いいなと思ったら 理屈抜きに撮るという 王道写真でないことは確かだ。
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- 2019/07/11(木) 10:27:22|
- 黒い花 怪しい花
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