ソラリゼーション現像をコントロールし 弱く処理してできたネガの一コマから、
フィルム・スキャナーを使い、画像をネガとして、またポジとしてPCに取り込んでみた。
通常の現像したネガをポジフィルムとしてPCに取り込んだら、
白黒が逆転したネガ画像になるので、違和感があり、すぐに判別できる。
しかし・・・・弱くソラリゼーション現像しているので、トーンには虚と実が混在する。

バックの布は黒。
弱くソラリゼーションをかけているだけなので、一見 普通のトーンに見える。

レタッチソフトのレベルを選び、画像全体を明るくする。
黒のバックが明るい灰色になった。
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ポジ画像として取り込む。

明るいハイキー調の写真になる。

レベルを補正し、全体を暗く焼きこむ。
一つのネガから 4つのトーンを出してみたが、
みなキャベツの写真になる。
しかし、トーンはみな異なっている。
やはり、「ネガは作曲、プリントは演奏。」 だろう。
ネガも重要、プリントも重要。
カメラを替えたところで、レンズを替えたところで、
これだけのトーンのバリエーション、出せるはずもない。
プリントは演奏。他人任せにはできないと思う。
デジタルになって 誰もが簡単に演奏できるようになる。
明るい暗室とプリンターは革命的。
デジタルになって、よかった点だろう。
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- 2019/06/11(火) 12:48:17|
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